テナーカッタウェイのコンター加工2016.02.05

テナーカッタウェイのコンター処理

 

コンター加工とは元々エレキギターで行われていたもので肘等体が当たる部分を抉る感じに加工してより弾きやすさを追求する処理のことです。最近では箱物のギター等でもコンター加工処理を行ったものが増えてきましたが、私自身修行時代を含めコンター加工処理を行ったことはありませんでした。今回テナーウクレレのカッタウェイにコンター加工をとご依頼を受けましたのでちょっとやってみました。

 

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パウア貝パフリング2016.02.04

テナーカッタウェイパフリング

 

厚めの蛇腹ライニングを巻いたのはこの貝のパフリングを巻くためです。6mm7mmとボディの内側に向けて溝が掘られるので、通常の2,3mmのライニングだとカバーしきれず強度不足になってしまいます。貝の下にライニングがない状態は強度の面でも振動の面でもうまくないので、貝に限らず太めのパフリングを巻く時には必ず蛇腹の厚いライニングを巻きます。

 

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マンゴーウクレレ2016.02.03

マンゴー材

 

ウクレレと言えばなんといってもハワイアンコアですが、マンゴー製のウクレレも流通しています。ウクレレ工房 F’s uke では独立以来、今のところマンゴーでウクレレは製作していませんが、今回ハワイアンコアを取り寄せた際、マンゴーいらないか?と業者さんが言うのでちょっと買ってみました。売りつけられたとも言いますが。安いぞと言ってましたがいくらなんだろう?まだ伝票見てません。

 

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ウクレレボディの内側塗装2016.02.02

ウクレレボディ内側の塗装

 

ウクレレボディの内側を塗装する製作家はあまりいないかもしれませんが、私はクラシックギター出身なのでここぞという楽器の時には内側を塗装したくなります。塗装するからにはいつもより細かい番手のペーパーで綺麗に磨く必要もありますし、色々手間がかかりますが。それにこのハワイアンコアはマスターグレードの杢がとても強い木なので塗装することでとても豪華に見えますし乾燥防止にもなります。

 

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ウクレレの甲付け2016.02.01

ウクレレのサウンドボード

 

ウクレレの横板に表板と裏板を接着することを甲付けと言います。表板が出来上がりましたので、今日は甲付け作業です。表板のロゼッタ装飾は今回もロープ柄あり、貝装飾ありと色々。貝もグリーンアバロン貝とパウア貝の2種類でどちらもいい感じです。オーストラリアからパウア貝がそろそろ届くはずなので、届いたらテナーウクレレのボディ外周に巻きます。

 

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