サウンドホールの貝装飾2015.12.05
サウンドホールの装飾に関しては、それぞれ製作家の嗜好が反映されるところですが、一般的にクラシックギターのロゼッタは木製象嵌が主流ですし、ハワイのウクレレにはそもそもサウンドホールに何も装飾しないのが多いです。
サウンドホールの装飾に関しては、それぞれ製作家の嗜好が反映されるところですが、一般的にクラシックギターのロゼッタは木製象嵌が主流ですし、ハワイのウクレレにはそもそもサウンドホールに何も装飾しないのが多いです。
マホガニーは茶褐色の木材で目が素直なので加工がしやすいのが特徴です。ギターではネック材として、また横裏の材料としても使われます。ウクレレも同じくネック材として、あと表材としてもオールマホガニーのウクレレで使用されます。
行方不明だったハワイアンコア材が2か月ぶりにようやく到着しました。その業者は日本への発送ができないらしいので、いつもオアフ島にある日本の運送会社のハワイ支店に送ってもらいます。そこから日本へ送り出されるわけですが、いつもなら1週間程度で到着するのに、今回は2週間たっても到着しない。
ハワイアンコアのグレードはいったいどのように決まるのか?
木目は真っ直ぐ伸びているか?節等は無いか?柾目材か?板目材か?充分に乾燥しているのか?色々な要素がありますが、まずは一番重要視されるのが杢の出具合になります。杢とは木目と垂直方向に延びる均一の模様で塗装をするとより際立ち派手な見た目になります。
ウクレレだけに限りませんが楽器製作で使用される木材は家屋や家具等で使用される木材よりもより厳密に選別されます。伐採されたばかりの木材には多くの水分が含まれているので、そのまま使用すれば後々必ず割れや捻じれが生じ壊れてしまいます。それを防ぐために木材は一定期間、自然乾燥や人工乾燥等で乾燥させる必要があります。