マホガニーについて2015.12.04

マホガニーは茶褐色の木材で目が素直なので加工がしやすいのが特徴です。ギターではネック材として、また横裏の材料としても使われます。ウクレレも同じくネック材として、あと表材としてもオールマホガニーのウクレレで使用されます。

 

マホガニーパイナップルウクレレ

 

続きを読む »

行方不明だったハワイアンコア2015.12.03

hawaiian-koa-lumber

 

行方不明だったハワイアンコア材が2か月ぶりにようやく到着しました。その業者は日本への発送ができないらしいので、いつもオアフ島にある日本の運送会社のハワイ支店に送ってもらいます。そこから日本へ送り出されるわけですが、いつもなら1週間程度で到着するのに、今回は2週間たっても到着しない。

 

続きを読む »

ハワイアンコアのグレードについて2015.12.02

コア材とF'sコンサートウクレレ

 

ハワイアンコアのグレードはいったいどのように決まるのか?

 

木目は真っ直ぐ伸びているか?節等は無いか?柾目材か?板目材か?充分に乾燥しているのか?色々な要素がありますが、まずは一番重要視されるのが杢の出具合になります。杢とは木目と垂直方向に延びる均一の模様で塗装をするとより際立ち派手な見た目になります。

 

続きを読む »

ウクレレ製作で使用される木材について2015.12.01

ハワイアンコア

 

ウクレレで使われる木材について

 

ウクレレだけに限りませんが楽器製作で使用される木材は家屋や家具等で使用される木材よりもより厳密に選別されます。伐採されたばかりの木材には多くの水分が含まれているので、そのまま使用すれば後々必ず割れや捻じれが生じ壊れてしまいます。それを防ぐために木材は一定期間、自然乾燥や人工乾燥等で乾燥させる必要があります。

 

続きを読む »

私の修行時代2015.11.30

私は1998年~2010年までの12年間、東京都町田市の茶位幸信ギター・ヴァイオリン工房でギター製作の仕事に携わる機会を得ました。  

 

茶位ギターでの仕事で一番特徴的なのはスピードを要求されるところ。工房とはいえ、茶位ギターはかなり大型機械を導入した工場と工房の間のようなところ。創業何十年の間に何万本というギターを作ってきた老舗工房です。おのずと私が関わったギターも何千本単位でしょう。修行という面からみると、そのギターの数の多さが大変私の身になったのだと思います。  

 

続きを読む »

Top