ハカランダ・スプルース・ショートネック・コンサート2022.12.24

ハカランダ・スプルース・ショートネック・コンサート

 

すでに3台目のオーダーの方。1台目の仕様そのままにインドローズからハカランダへの格上げです。こんなに違うのかとハカランダの音に驚いていましたが、あくまでそこがスタート地点、これからさらに弾き込んで鳴らしてあげて下さい。スプルースとハカランダの王道の組み合わせは弾けば弾くほど鳴ってきます。逆に弾かないとあまり鳴っては来てくれませんが。コンサートボディにソプラノロングネックのショートスケールという特殊仕様ですが、良く鳴ってくれています。ネックは細めで12mm厚の極薄仕様、いつものように補強で黒檀を挟みました。

 

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ラージバリトンウクレレ2022.12.23

ラージバリトンウクレレ

 

今まで F’s uke ではバリトンウクレレが最も大きなウクレレでしたが、今回初めてさらに一回り大きめなラージバリトンウクレレを製作しました。サイズ的にはほとんどミニギターといった感じですが、一応ウクレレになります。スケールが特殊でテナーのロングネックスケール、バリトンにとってはショートスケールになりますが、弦長がラージバリトンにとっては少し短めなので当然ブリッジもかなり上側に付きます。表板が杉材なので良く鳴ってくれているみたいです。

 

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ハワイアンコア・テナーカッタウェイ2022.12.21

ハワイアンコア・テナーカッタウェイ

 

定番のオールハワイアンコアテナーのカッタウェイ仕様。しばらく前には完成していましたが、ようやく取りに来て頂き無事に納品できました。やはり皆さん年末でお忙しいらしく、完成後しばらく日にちが経っていましたが、こちらも引っ越しの準備や片付けがあったので、そちらに忙殺されていました。引っ越しの片付けがほぼ終了した頃、取りに来て頂き、工房はすでに何もない状態でしたが、無事に納品ができました。

 

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続・ブリッジ剥がれ修理2022.12.19

ブリッジ剥がれ修理

 

ブリッジ剥がれ修理が続きます。このウクレレ思いっきりブリッジとの隙間ができてしまい、いずれ取れてしまいそうです。それもそのはず、何と表の彫刻の上からブリッジが貼られています。ブリッジ接着では何より密着が大事なのに、彫刻の凹凸があれば当然隙間ができるし、ボンドが密着するはずもなく、まあ取れるべくして取れた模様。このまま隙間にボンドを入れても再度取れてくると思うので、一旦剥がして接着面を平らにしてから再接着です。

 

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ブリッジ浮き・剥がれ修理2022.12.08

ウクレレブリッジ剥がれ修理

 

ウクレレブリッジの浮き・剥がれ修理です。隙間がそれなりに出来ていて剥がれかかっていますが、まだ完全には剥がれていません。このまま圧着して隙間が閉じれば何とかなりそうですが、横から見るとどうもボンドの層が見えます。これでは圧着してもまたいずれ取れてしまうという事で、今回は一旦ブリッジを剥がしました。幸いヘラを隙間に入れたら簡単に剥がれてくれたので、塗装に傷を入れることなく取ることができました。

 

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