6弦テナーウクレレ2022.07.18
オールハワイアンコアで6弦テナーウクレレを製作中です。1弦と3弦が複弦になったタイプの6弦テナーウクレレです。で6弦の場合ヘッド形状は逆テーパーにする必要がある事に作りながら気が付きました。カマカの6弦ウクレレも同じヘッド形状なのはおそらく同じ理由からです。通常のヘッド形状だと複弦の場合、ペグに弦が当たってしまいうまくないので、これを回避するためにはどうしても逆テーパー形状である必要があります。
オールハワイアンコアで6弦テナーウクレレを製作中です。1弦と3弦が複弦になったタイプの6弦テナーウクレレです。で6弦の場合ヘッド形状は逆テーパーにする必要がある事に作りながら気が付きました。カマカの6弦ウクレレも同じヘッド形状なのはおそらく同じ理由からです。通常のヘッド形状だと複弦の場合、ペグに弦が当たってしまいうまくないので、これを回避するためにはどうしても逆テーパー形状である必要があります。
昔作ったハカランダスプルースのサウンドホール際が欠けてしまったようなので治します。こういうロゼッタデザインも昔やってたなぁと懐かしい限りですが、ぶつけて欠けてしまったようです。こういう事を想定して今では補強の突板を内側に貼っていますが、この頃はまだそこまでやってなく、ウクレレの表板は薄いのでちょっとぶつけるとやっぱり欠けてしまいますね。新しく埋木をして治さなければいけません。
少し時間が経ってしまいましたがマーチンソプラノのフレット打ち替え修理です。フレットがペチャンコで弾き難いのでもう少し背の高いフレットに打ち替えます。フレットを打ち替える時はまず指板面を綺麗に磨くので、打ち替えると綺麗に仕上がります。指板は手で握る部分で手垢等で汚くなるところなので、打ち替えるとやはり気持ちがいい。フレットも金属バフで綺麗に磨くのでピカピカになります。弦高もいい感じのところで決まったので、特にナットサドルをいじる必要はありませんでした。
カマカテナーのナット・サドル交換修理。ハワイの楽器は人工象牙のものが良く付いているので、それを牛骨製に交換します。弦高は概ね同じくらいにセッティング。音に関しては大抵牛骨にして良くなったと言ってもらえますが、人工象牙にも良さはあると思うのでまあ人それぞれ。今回も牛骨に変えてサスティーンが伸びたようで喜んで頂けたようです。ナットが少し飛び出ていて指に引っ掛かるようだったので、牛骨ではキチンと合わせました。
カマカソプラノのブリッジ作り替え修理です。ローズウッドブリッジで引っ掛けるタイプから結ぶタイプへの交換修理。引っ掛けるタイプのものはどうしても溝にテンションがかかり拡がってきます。このブリッジはそこまでではありませんが、酷いと1弦のような細い弦は全く引っ掛からないくらい拡がってしまうことも。ローズウッドはエボニーほど硬い木ではないので、マホガニーやコアブリッジほどではありませんが経年変化でいずれ交換が必要になったかもしれませんね。