メイプルコンサート・サイドポート付き2022.04.22
巷でも流行っているようで最近は F’s uke でもサイドポートを開けることが増えてきましたが、確かにサイドに開いてあると音が自分に向かってくるので心地良く聞こえますね。今回はメイプルコンサートでサイドホール付き。艶有り仕様のところ誤って艶消しで吹いてしまい、吹き直したので仕上がりが遅れてしまいました。ようやく納品できて楽器自体は喜んでもらえたようなのでそれがせめてもの救いでしたが、どうもご迷惑をおかけ致しました、反省。
巷でも流行っているようで最近は F’s uke でもサイドポートを開けることが増えてきましたが、確かにサイドに開いてあると音が自分に向かってくるので心地良く聞こえますね。今回はメイプルコンサートでサイドホール付き。艶有り仕様のところ誤って艶消しで吹いてしまい、吹き直したので仕上がりが遅れてしまいました。ようやく納品できて楽器自体は喜んでもらえたようなのでそれがせめてもの救いでしたが、どうもご迷惑をおかけ致しました、反省。
懐かしの茶位コンサートのオーバーホール修理です。見慣れない仕様なので私が独立した後の作品のようですが、ウレタン艶有り塗装からラッカー艶消し塗装への吹き直し。またこのコンサートは妙にズッシリと重たくそれも何とかしたいということで、とりあえず裏を開けます。ボディ厚をもう少し薄くすれば少しは軽くなるだろうという事なのですが、そんなに変わるかなぁ・・・と思いつつ、開けてみました。
カマカに限らず最近でこそ弦長補正やピッチ調整が施されたウクレレは良く見かけるようになりましたが、昔のウクレレではされていないこともしばしば。もちろん弦長の短いウクレレではそれらを施してもピッチが正確に合うことはありませんが、でもされていないウクレレは明らかに違和感を感じることも。今回のカマカも弦長補正がされていませんでしたので、ピッチはもちろん合わないし、ローコードでも何か変な感じが。少しでも改善するように治します。
スプルーストップにサイドバック・ローズウッドのいつもの組み合わせ。クラシックギター作っていた人間としてはやっぱりこの組み合わせが一番しっくりきます。ストラップピンはうちにも色々在庫がありますが、ご希望のものを送ってもらいました。エンドとネックヒール反対側に一つづつ付いています。ヘッドには今回初めて T.Furubayashi のアバロン貝インレイをラベルに書いてあるフォントと同じ物で自作しました。
クラシックギターブリッジの再接着修理。ギターにしろウクレレにしろたまに塗装の上からブリッジが接着されているものがありますが、まず大抵は取れます。何故そんなやり方するのだろうか?といつも思いますが、まあ他所は他所なので余計なことは言いません。しかもこのギターの塗膜の厚みが驚愕で1mmはあります。なんという厚塗り!ブリッジが取れた勢いで塗膜も一緒に持って行かれたようで、クラックまで入っています。なので表板の再塗装となってしまいました。