古いカマカ・オーバーホール修理・その他諸々2020.05.11
古いカマカのオーバーホール修理。塗装がこってりと塗られていてあまり綺麗ではないので、この機会に艶消し塗装で仕上げます。このカマカは珍しくブリッジピンタイプの駒が付いていますが少し剥がれかけてる模様。ローズウッドで作り替えて欲しいという事なので作り替えます。また裏板が剥がれかかっていて古いボンドが劣化しているようなので一旦剥がしてしまいます。
古いカマカのオーバーホール修理。塗装がこってりと塗られていてあまり綺麗ではないので、この機会に艶消し塗装で仕上げます。このカマカは珍しくブリッジピンタイプの駒が付いていますが少し剥がれかけてる模様。ローズウッドで作り替えて欲しいという事なので作り替えます。また裏板が剥がれかかっていて古いボンドが劣化しているようなので一旦剥がしてしまいます。
ラッカーの吹き付け塗装が終了してすでに4,5日が経過、通常は1週間乾かすところ、冬場と違い今はそれほど寒くはないし、というかここ何日かは暑いくらいで今日から仕上げ作業に入ろうかと考え中です。いつものようにウクレレ製作分や修理とあと今回は珍しくクラシックギターの再塗装もあるのでこれも一緒に水研して仕上げます。
落下事故によるコアロハの表割れ修理。2か所の亀裂で結構派手に割れてしまっています。コアロハはバインディングもライニングも入っていないので、落とすと結構簡単に割れてしまうみたいで、ちょくちょく修理にやって来ます。そして割れる時は結構派手に割れることが多いのも、衝撃がダイレクトに板に伝わるからでしょう、ということで治します。
通常はギターの修理は受けないことにしていますが今回は特別。ご近所の方で持ち込んで頂けるのでまあいいでしょうと。遠方からギターを発送なんてことになると大変ですが、取りに来て頂けるならまあ何とかやります。それに近々ウクレレ製作の合間を見てギター製作もそろそろ始めようかとも思っているので予行演習にいいかも。オーバーホールで新品同様ピカピカに仕上げます。
古いカマカを中古で手に入れたそうであまり状態は良くありません。表板センター部分の接ぎ割れと裏板にも乾燥割れが入っています。それでどうやらこのカマカ、すでに一度修理されているみたいで裏板割れは治してある形跡が・・・再修理は少し手間がかかりますが何とかやってみます。表裏共に埋木が必要になりそうなので埋木してから艶消し塗装を吹き付ける予定です。