接ぎ割れ埋木修理2019.03.20
接ぎ割れ修理です。接ぎ割れに限らずボディのクラックには自然に割れた場合と衝撃で割れた場合があり、後者のほうが簡単に治せます。自然に乾燥で割れると木が縮んで開いてきてしまうので、その場合は埋木をする必要があります。今回の接ぎ割れも当然開いてしまっていたので、薄い板を埋木してから裏側に補強パッチを貼り付け、表板のみ再塗装をしました。
接ぎ割れ修理です。接ぎ割れに限らずボディのクラックには自然に割れた場合と衝撃で割れた場合があり、後者のほうが簡単に治せます。自然に乾燥で割れると木が縮んで開いてきてしまうので、その場合は埋木をする必要があります。今回の接ぎ割れも当然開いてしまっていたので、薄い板を埋木してから裏側に補強パッチを貼り付け、表板のみ再塗装をしました。
ご依頼主はすでに私のウクレレを所有されている方のよう、2台目にとコンサートウクレレにサインを入れて欲しいというご依頼でした。ウクレレ自体はいつもの F’s 03 コンサートウクレレ、ブリッジ横にレーザー彫刻機でネームを入れ、裏板には自筆のサインを入れました。ヘッドや指板に入れることが多いネームですが、今回はブリッジ横ということで、位置や角度を確認してボディになる前に入れてしまいました。
ソプラノカマカの表板クラック修理、駒の横に割れが発生、以前にもクラック修理をした形跡があり、その横に新たな割れが入ったようです。また一部表板も剥がれかかっていたので一緒に接着しました。クラック自体は接着剤を入れて圧着、その後裏側に割れ止めを貼って再び割れてこないように補強しました。塗装は艶消し塗装なので表板全面を吹き付け完成です。
ピックアップの付け替え修理とローG4弦のビレが気になるということでやってきた修理。ピックアップは駒裏にマイクが貼り付けてあるのを外してからFive-Oを取り付けるという流れです。Five-O の取付け自体はもうさんざんやってきたので特に問題はありません。4弦のビレのほうも、トップ落ちのせいで弦高がかなり低めだったので、サドル下にマイクが入って弦高が上がり丁度いいかなと思っていたのですが…。
よくあるUPT交換依頼でフリクションペグからの一番簡単な取付け修理。ペグ穴を一回り大きなものに開け直すだけで簡単に付けられ、それは特に問題ありませんでしたが、今回のご依頼はUPTのノブをコアロハ専用のものに交換して欲しいというご要望が。といってもまあ何てことない、実際に取り付けてみると、ネジがギリギリの長さでしたが何とか取り付け可能。コアロハのウクレレにコアロハ専用ノブが付いたUPT仕様ということになりました。