ウクレレネック仕込み・指板接着2018.06.26
ボディがようやく完成したのでネック仕込み・指板接着と続きます。ここまで来るとおおよその完成日時が決まってくるので一安心ではありますが、なにぶん毎回とにかく本数が多くて仕事もずれ込みがち。1日で終わる作業が終わらず次の日にずれ込むことが多々あり、また最近は納期を言われてしまうことがあるので、そうなるとてんやわんや状態であります。で今回はちょっと納期を守れないかなぁ(汗)…と今から言い訳しつつ、とにかく作業を進めます。
ボディがようやく完成したのでネック仕込み・指板接着と続きます。ここまで来るとおおよその完成日時が決まってくるので一安心ではありますが、なにぶん毎回とにかく本数が多くて仕事もずれ込みがち。1日で終わる作業が終わらず次の日にずれ込むことが多々あり、また最近は納期を言われてしまうことがあるので、そうなるとてんやわんや状態であります。で今回はちょっと納期を守れないかなぁ(汗)…と今から言い訳しつつ、とにかく作業を進めます。
1弦を引っ掛ける溝が経年変化で拡がってしまうといういつもの症状、マホガニーやコアブリッジはもちろんの事、今回のローズウッド製ブリッジでも長年の使用には耐えられなかった模様です。なのでエボニー製ブリッジへの作り替え、クラシックギター風で最近のカマカでよく見かける形状にしました。弦長補正されていなかったのが惜しかったですが、最近のカマカでは大抵行われている弦長補正、古いものだとされていないものも多く見かけます。
梅雨なので中々作業が捗りませんが、ようやく表裏横全てのパーツが出来上がったので、それぞれタイコにしていきます。今回もソプラノ、コンサート、テナーと満遍なく色々あります。接着のやり方はいくつかありますが、自分のやり方は修行時代から一貫してジャッキを使っての表裏同時接着。今回はピックアップを先に埋め込むのが1台あるので忘れないように、とは言いつつ忘れてしまうこともままあったりして・・・。
前回届いたハワイアンコアのウクレレセット、表板は綺麗なカーリー材なのに横裏がほとんど素杢材。真っ直ぐな木目で楽器用材としていい材なんですが、もう少し杢が欲しいなぁという事でメールしたら再度送ってくれました。そうそう、せめてこれくらいは杢が入っていないとという感じのセットを送ってもらえてよかったです。表材としてはちょっと物足りない感じのカーリー具合の材を横裏に使用します。もう何十回も購入しているところなので、細かな注文も聞いてくれて助かります。
セレクトと聞くとより厳選されたという意味にも取れますが、何てことはない、素杢の安いハワイアンコアを向うではセレクトコアと呼びます。限定されたという意味合いなのか、とにかく英語の感覚的には良く分かりません。ハワイアンコアは木目は二の次でカーリー杢の入り方で値段が変わりますので、当然素杢材は安く手に入り昔より価格は上がってきているものの、まだ容易に入手可能です。今回少しまとめてセレクトコアを手に入れたので、これらをどう使っていくか思案中です。