アバロン貝パフリング巻き2020.02.19
今回はまとめて5台、少し久々にアバロン貝パフリングを。通常モデルのアバロン貝パフリングはオプションになります。ロゼッタの場合は丁度いいカーブのアバロン貝を埋め込むだけなのであえてオプションにはしていませんが、パフリング貝はカーブに合わせて1ピースづつ貼り付けるのでちょっと手間。なのでパフリング貝はオプション作業になっています。
今回はまとめて5台、少し久々にアバロン貝パフリングを。通常モデルのアバロン貝パフリングはオプションになります。ロゼッタの場合は丁度いいカーブのアバロン貝を埋め込むだけなのであえてオプションにはしていませんが、パフリング貝はカーブに合わせて1ピースづつ貼り付けるのでちょっと手間。なのでパフリング貝はオプション作業になっています。
昔と違いこれだけピッチの狂いを言われる昨今、完璧には合わないもののそれでも弦長補正やピッチ調整は必須だというのに、このウクレレはたまに見かけるマイナス弦長補正状態。まあ当然ですがピッチは合わず思いっきりシャープします。ということでブリッジを一旦剥がしての正しい位置へ再接着。今回は簡単にヘラが入ったので剥がすのは特に問題ありませんでした。
カマカテナーをダウンサイズしてコンサート・ロングネックなのですが、元々のカマカテナーがかなり大きめで、ダウンサイズしてもまだF’s テナーより大きめ。なのでもう少し小さくしてテナーより若干小さめに、とは言ってもサイズ感はやっぱりテナーといった感じです。最終フレットは18なのでサウンドホールは少し上に来ますが、この辺はオリジナルそのままにしました。
以前ご依頼頂いたターコイズロゼッタ、インレイ業者に作ってもらいその時必要だったのは1台だけでしたが、こういった場合は他にも必要になる場合を見越して多めに注文します。確か3台注文してすでに2台使用、で残っていた最後の1台がテナーウクレレのハワイアンコアに埋め込まれました。コンサートサイズで作ってもらったのでテナーだと若干拡がりましたがまあ問題ないでしょう。
突板を染めるところから完全自作のウクレレロゼッタ、あまりやりませんが今回ご依頼頂いたので久しぶりに。丁度モザイクも切れてしまっていたので改めて作りました。自ら染めた赤黒と白の突板を使って作ったモザイクロゼッタ、市販のロゼッタはもう少し精密なデザインのものが多いですが、自作で作るロゼッタなので0.7㎜の厚めの突板で単調なデザインではありますが綺麗です。