ミニチュアウクレレ用スタンド2017.04.17
ミニチュアウクレレには専用ケースを用意することができないので代わりに専用スタンドが付属します。ベニヤ製の簡単なものですが、立て掛けて置いておくことができます。通常のウクレレスタンドは折り畳み式のものでしたが、ミニチュアウクレレ用スタンドは全て接着されていて折り畳むことはできません。この後軽く塗装をして、ウクレレが接する部分には薄いフェルトを張り付けて完成です。
ミニチュアウクレレには専用ケースを用意することができないので代わりに専用スタンドが付属します。ベニヤ製の簡単なものですが、立て掛けて置いておくことができます。通常のウクレレスタンドは折り畳み式のものでしたが、ミニチュアウクレレ用スタンドは全て接着されていて折り畳むことはできません。この後軽く塗装をして、ウクレレが接する部分には薄いフェルトを張り付けて完成です。
今回はベルシェイプとパイナップルのみソプラノからテナーまで各種製作しました。さすがにパイナップルのテナーはありませんがベルシェイプはソプラノ・コンサート・テナーと揃い踏み。パイナップルは今回はカーリーマンゴー材でソプラノとコンサートです。ベルシェイプのソプラノとコンサートにはカーリーコア材のピックガード付き。ベルシェイプのテナーはスペシャルということでアバロン貝パフリングを入れ、よりハイグレードなコア材を使用しています。
エボニーブリッジの接着作業です。ローズやハワイアンコア・マンゴー材でもブリッジを作りますが後付けなのはエボニーブリッジのみ。表面の適切な位置にマスキングをしてから塗装をします。水研・バフ掛けまで完全に仕上げてから最後に接着です。ここで塗装に傷を付けてしまうと最悪やり直しになってしまうので慎重に。ただブリッジがまだ接着されていない状態でバフが掛けられるので作業はしやすいです。
ピックガード剥がれとピックアップ取り付け修理です。ピックガードは左右両方に付いたハワイアンコア製ピックガードですがほとんど剥がれてきてしまっていますので圧着します。ピックアップはブリッジ下に2ヵ所貼り付けるタイプの K&K Aloha Twin。ボリュームが多少控えめながらアンダーサドル埋め込みタイプのピックアップより断然自然な生音がします。ブリッジ下の適切な位置に2ヵ所マイクを貼り付ける必要があるので、後付けはちょっと大変なのですが専用冶具を使って鏡を見ながら貼り付けます。
カマカ裏板の接ぎ割れ修理。表側も少し怪しかったのですが裏板は下半分が思いっきり開いてきていましたので埋木しました。転倒等衝撃によるクラックだとクランプで押さえれば大抵は付きますが、接ぎ割れのような乾燥等で開いてきてしまった場合、いくら押さえても付きませんので埋木をする必要があります。今回は下半分でしたが今後の事も考えて上から下まで溝を作り埋木をしました。