KoAloha ブリッジ剥がれ修理 2017.01.29
コアロハのブリッジ剥がれ修理です。ウクレレのブリッジはギター等と比べて小さいわりに弦の張力がそれなりに強かったりするのでブリッジ剥がれは割とある故障の一つ。ネジ止めされているウクレレもよく見かけますが今回のコアロハは2本の丸棒が見えています。これは強度のためではなく位置決めのためだと思われます。綺麗に剥がれているので普通に再接着するだけで治りそうですね。
コアロハのブリッジ剥がれ修理です。ウクレレのブリッジはギター等と比べて小さいわりに弦の張力がそれなりに強かったりするのでブリッジ剥がれは割とある故障の一つ。ネジ止めされているウクレレもよく見かけますが今回のコアロハは2本の丸棒が見えています。これは強度のためではなく位置決めのためだと思われます。綺麗に剥がれているので普通に再接着するだけで治りそうですね。
頭の中に合ったアイデアを形にすべく、昨日は旋盤にかじりついてミニチュアウクレレ用のペグ製作。幸いミニ旋盤を持っているのでそれを使った金属加工です。旋盤がなければとても作る気が起こらないような細かい作業でしたが、アルミを旋盤で削り出しタップを立ててからつまみをねじ止めします。つまみは黒檀の丸棒からこれまた旋盤で削り出しました。最後に金属バフを掛けて一応それらしく出来上がりました。
ウクレレと言えばハワイアンコアが代表格なのは当然として、定期的に購入している材料もハワイアンコアが中心ですが枯渇してきているのもまた事実。コア以外の材料で他にも作れないかと始めたウクレレたち…マンゴーやウォルナット・メイプル等々です。カーリーマンゴーはウクレレでもよく使われる材料、ウォルナットはあまり見かけない材料でキルトメイプルに至ってはほとんどウクレレでは見かけませんが、何故か調子がいいので最近はこればっかな気がしないでもありません。
なかなかいい音がするコアロハの表割れ修理です。修理は今回が初めてではないのか、所々に修理した痕跡がありますがコアロハは割れ修理でよく来るウクレレの一つです。音響的な考えからなのでしょうけどコアロハには通常あるはずのライニングが貼ってありません。ライニングとは横板と表板や裏板を貼り合わせるための糊代ですが、これがないので当然ちょっとした衝撃で簡単に外れてしまったり下手をすると今回のように板が割れてしまったりといったことが起こります。
寒い冬だとなかなか乾かなくて難儀する塗装作業ですが、何とか無事にクリアラッカーの上塗り塗装が終了しました。冬は寒い反面、湿度は低いのでかぶりの問題は生じませんが乾きが遅いので少なくとも30分以上は間隔を開けなくてはいけません。5本6本程度だと休み休みになってしまいますが、今回のように10本以上あるといい感じで回すことができ30分以上の間隔を開けることができるので丁度良かったです。