木製スクラッチガード圧着2017.06.20
ローズウッドやハワイアンコア製のスクラッチガード取り付けを良く依頼されます。塗装をしたこともありますが、基本的に塗装はせずオイルフィニッシュ。将来剥がす可能性も考えて基本的には両面テープで付けますが接着することもできます。表板が歪んでいたり、スクラッチガードが反ってしまうような場合は接着する事もありますが、基本的には両面テープで。
ローズウッドやハワイアンコア製のスクラッチガード取り付けを良く依頼されます。塗装をしたこともありますが、基本的に塗装はせずオイルフィニッシュ。将来剥がす可能性も考えて基本的には両面テープで付けますが接着することもできます。表板が歪んでいたり、スクラッチガードが反ってしまうような場合は接着する事もありますが、基本的には両面テープで。
今回は本数が多すぎて予定より少しずれこんでしまいましたが、今日やっと後付けのエボニーブリッジが接着されました。エボニーブリッジだけはいつも後付け。そうしなくてはいけない決まりはないのですが、エボニーは塗装無しのほうが高級感が出るのでそうしています。一晩圧着してから明日外して最後の仕上げです。駒回りはもう少し綺麗に磨いてから組み込みに入ります。
有名な日本人製作家のコンサートをジャカソロ仕様に改造します。今回はやることが色々。まずフレットが高くて押さえづらいということでフレット面を削ります。このコンサートはギター用の高いフレットが打たれていますので、やすり等で大胆に削って低くします。またそれに合わせて弦高も低めに。通常2.5㎜のところをネックの状態もいいので限界の2㎜程度まで。弦間隔も広めなのでそれを狭めて、ローズ製のスクラッチガードも左右両側に貼り付けました。
コアロハのペグ交換やエンドピン取り付け、ナット・サドルの作り変え修理です。ナット・サドルはプラスチック製なので牛骨に作り替えます。ナットやサドルは弦の支点として音に影響があるパーツなのでプラスチックよりは牛骨のほうがいいと思います。エンドピンはゴールドのものを取り付けました。シルバーとゴールドから選択可能です。ペグは元々付いていたコアロハマークのものを取り外して、定番のゴトーUPTを。こちらもエンドピンと合わせてゴールド仕様です。
ラッカーの上塗り塗装は大抵は朝からの1日仕事ですが今回は本数が多すぎて、また少し塗装器具のトラブル等もあり1日では終わりませんでした。ので今日もう少し塗装して一応完了です。しばらく乾燥期間に入ると共にその間に少し休みます。ここ最近は朝から晩まで仕事のしっぱなしで結構クタクタだったりするので。ちょっと仕事がずれ込んでいて予定していた完成時期が遅くなってしまいました。お待たせしていますがもうしばらくお待ちください。