テナーウクレレ・コアピックガード2017.08.29
つい先日製作したハワイアン・コアテナーのベルシェイプ。3弦が少しビレるのでその修理がてらピックガード製作です。ビレの原因はフレットに対してナット溝が少し低かったみたい。このテナーはギターフレットを打ったと思うので、そのフレットに対して溝が少し低めでした。上ナットは作り変えて溝をもう少し高めに。これでビレは治ったと思います。ピックガードはハワイアンコアの端材、サップ入りで結構ギラギラした杢が入っています。
つい先日製作したハワイアン・コアテナーのベルシェイプ。3弦が少しビレるのでその修理がてらピックガード製作です。ビレの原因はフレットに対してナット溝が少し低かったみたい。このテナーはギターフレットを打ったと思うので、そのフレットに対して溝が少し低めでした。上ナットは作り変えて溝をもう少し高めに。これでビレは治ったと思います。ピックガードはハワイアンコアの端材、サップ入りで結構ギラギラした杢が入っています。
カマカ100周年モデルの修理がちょうど2本来たので記念に。テナーとコンサートです。ヘッドのインレイが特別みたいですが、確かに2本とも同じインレイが入っています。テナーはペグ調整・弦高調正・PU取り付けですでに発送済み。コンサートはPU取り付けとサイドポジション入れですが、サイドの2㎜白蝶貝ドットがまだ届かず、仕事が止まってしまっています。もう届くはずなので、お待たせしていますがもうしばらくお待ちください。
ウクレレのピックアップ取り付け修理依頼が何台かあるのでまとめて取り付けます。いつもの Aloha Twin が2台、MiSi と Five-O がそれぞれ1台づつです。MiSi と Five-O はアクティブ・ピックアップなので少々手間がかかりますが、でも Fishman のような半田付けは必要ないので、その点は省略できます。Aloha Twin はブリッジ下にマイクを貼り付けるタイプ、MiSi と Five-O はアンダーサドルタイプのピックアップになります。
ウクレレは通常弦を緩めることをしない人が多いので、ネックは弦で引っ張られて順反り傾向になることが多いですが、それ以上に木そのものの反る力のほうが強烈だったりもします。で今回は順反りネックの矯正修理。専用のネック矯正ヒーターで指板面を熱して矯正します。大抵はこれでまっすぐに治りますが、たまに治らないことも。木が持っている反る力が強力だと後々再度沿ってくることもあり得ます。
お盆だからなのか最近毎日のようにウクレレ修理の問い合わせやご依頼があり、ウクレレ修理をやりつつ、製作のほうも進めなくてはいけないので結構忙しくしています。まあ私の仕事は人が休んでいる時にこそ働く仕事なので一向にかまわないのですが、来客もあったりして猫の手も借りたい状態が続きます。で今回はコアロハの弦高調整修理とセニーザの弦高調整・ペグ交換修理です。