ウクレレ上塗り塗装が完了2017.01.17

ウクレレ上塗り塗装

 

寒い冬だとなかなか乾かなくて難儀する塗装作業ですが、何とか無事にクリアラッカーの上塗り塗装が終了しました。冬は寒い反面、湿度は低いのでかぶりの問題は生じませんが乾きが遅いので少なくとも30分以上は間隔を開けなくてはいけません。5本6本程度だと休み休みになってしまいますが、今回のように10本以上あるといい感じで回すことができ30分以上の間隔を開けることができるので丁度良かったです。

 

続きを読む »

ミニチュアウクレレのブリッジ接着2017.01.14

ミニチュアウクレレのブリッジ接着

 

ミニチュアウクレレのブリッジ接着です。さすがにこれだけ小さいとサウンドホールからクランプで固定することは困難ですのでバネ式の接着方法で。ミニチュアウクレレは弦も細いしそこまでテンションはかからないと思うので、まあ取れることはないでしょう。基本的に内部構造等ミニチュアと言えども普通のウクレレと同じです。板の厚みはかなり極薄なので強く押さえると壊れてしまいそう。すでにフレットも打ち込み、木地を磨いたら塗装に入ります。

 

続きを読む »

Kanile’a 表板クラックの再修理2017.01.11

カニレア表板割れの再修理

 

落下による割れ修理はよくご依頼いただきますが、今回のウクレレはすでに1度どちらかで修理されています。修理の仕上がりに不満を持たれたようで私のところへ再修理依頼がやってきました。乾燥によるクラックとは違い、衝撃破損によるクラックはしっかり圧着できれば全く見た目がわからなくなりますが、このウクレレは圧着が甘かったか割れた個所がわかってしまいます。この箇所はもうどうしようもないので裏に割れ止めのパッチを貼り付け、表板を剥離しての再塗装でどこまで綺麗に治るかです。

 

続きを読む »

コンサートボディ達とミニチュア2つ2017.01.09

コンサートボディ達とミニチュア2つ

 

コンサートウクレレのボディとミニチュアウクレレのボディも一緒に出来上がりました。棹・指板類はもう出来ているので今日ネックや指板が付きますが、修理楽器も何本かあるのでそれも同時に。でも今回のコンサートは納期が切られているのでちょっとせわしない。また何本か修理楽器が新たに到着するようなので、さあどうしよう、お尻に火が付いてきました。

 

ミニチュアウクレレのペグをどうしようか、まだ全然決まってはいないのですがやっている暇がないのでとりあえずは塗装まで行ってしまいます。塗装乾燥期間に時間ができるのでその時ちょっと考えようかと。その場ですぐ直りそうな修理はやれそうですが、塗装が必要な修理等はちょっと時間がかかるので急ぎでは対応できません。とにかく今月末までにどうしてもコンサートを仕上げなくてはいけないので、今からちょっと焦り気味。

コアロハのネック反り修理2017.01.06

コアロハネック反り修理

 

コアロハのネック反り修理です。それなりに順反りしていましたのでネックヒーターで指板面を熱してから正月休みを利用してそのまま放置。3,4日そのまま固定しておかなくてはいけないので正月休みがちょうどその期間になりました。で帰って来てから外してみましたが、まだ若干順反り気味。もう一度温め直してから再度固定しています。ネックの反る力が強いのか、もう少しこのまま放置しておきます。

 

続きを読む »

Top