ウクレレ弦高調整・ピッチ調整2016.08.21
コンサートウクレレの弦高を下げてほしいということで修理が来ましたので行いました。あわせて Low-G 用の4弦が張ってありますので Low G 用のサドルで以前使えなかったのを探してきて合わせてみました。サイズがちょうどぴったりだったのでそのまま使います。弦高もあまり下げられる余地はありませんでしたが、何とかぎりぎりまで削っていい具合のところまで下げることができました。
コンサートウクレレの弦高を下げてほしいということで修理が来ましたので行いました。あわせて Low-G 用の4弦が張ってありますので Low G 用のサドルで以前使えなかったのを探してきて合わせてみました。サイズがちょうどぴったりだったのでそのまま使います。弦高もあまり下げられる余地はありませんでしたが、何とかぎりぎりまで削っていい具合のところまで下げることができました。
元々付いていたペグは古いタイプのフリクションペグ。重くてヘッド落ちするということなので、GOTOHの軽量UPTペグへ交換します。また1,4弦用のペグが下過ぎて弾くときに当たって邪魔だということで、穴を開けなおして上に少し移動させました。見た目は全然気にされないようなので、大胆にも穴に埋め木をしただけで仕上げました。穴にはマホガニーの丸棒が埋まっているだけで接着すらしていません。
マーチンバリトンウクレレの修理です。修理箇所はフレットバリ、ピックアップ調整、ブリッジピン調整、ボディエンドの塗装と色々。ほとんど手にしないバリトンウクレレがせっかく来たので自分のバリトンと比べてみたかったですが、私が作ったバリトンは何年も前に巣立っていってしまったので、それはちょっと無理でした。修理自体はそれほど難しくはありませんのですでに仕上げて納品済みです。
ハワイアンコアトップのローズウッドコンサートという変わり種のウクレレです。サイド・バックがローズウッドは通常杉やスプルースを合わせますが、このウクレレはなんとハワイアンコアです。表が杉・スプルースかハワイアンコアかでは全く違う音色がするのは容易に想像付きますが、さてどんな音が出るのか今からちょっと楽しみです。乾いたコロコロとした音が希望ということでしたが、おそらくそれっぽい音は出るかなぁと思います。
虎杢が見事なソプラノウクレレの弦高調整修理です。現在の弦高は3mm近くありちょっと高めなのでこれを2~2.5mm程度まで下げて弾き難さを解消します。弦高は通常12フレット位置で1弦と4弦で測ります。2,3弦はテンションが弱い分ビレやすいので気持ち高めに。ブリッジのサドルも3mm程度飛び出しているので削る余裕は十分です。