ハカランダの横板の割れ止め2016.11.07
ハカランダはローズウッドに比べると音がいい反面、堅く粘りのない木なので割れやすいのがネックなのですが、少しでもそれを防止するために割れ止めを貼ります。クリップで挟んで接着するのが一般的ですが、もう少しガッチリ押さえたいので私の場合はクランプで固定します。ハカランダは割れる時は何をやっても割れてしまうので悩ましいところですが、予防措置はしないに越したことはありません。
ハカランダはローズウッドに比べると音がいい反面、堅く粘りのない木なので割れやすいのがネックなのですが、少しでもそれを防止するために割れ止めを貼ります。クリップで挟んで接着するのが一般的ですが、もう少しガッチリ押さえたいので私の場合はクランプで固定します。ハカランダは割れる時は何をやっても割れてしまうので悩ましいところですが、予防措置はしないに越したことはありません。
サウンドホールのロゼッタやボディ外周に巻くパフリングは日本の業者でも買うことができますが、あまり豊富なデザインがなく(知らないだけかも?)今まではアメリカからよく購入していましたが、今回は試しに中国から。中国の楽器製造業者が色々豊富なデザインのパフリングを販売していたので何種類か試しに買ってみました。お隣の国とはいえ、手続きが煩雑なのか約3週間近くかかってようやく到着しました。
ハワイアンコアの板材が少量ですが届きました。最上級とはいきませんが一応前面にカーリー杢が入った材でまあ合格点。この2,3年ちょっとづつ買い足してきたハワイアンコアの板材。狭い家でもありさすがにもう置くところがない。これらの材はしばらく外で野ざらしですが、何とか考えないと、一応屋根のあるところなので濡れる心配はありませんが、でもこのままではうまくないので何とかしなくては。
すでに出荷済みではありますがスプルーストップでキルトメイプル・サイドバックのコンサートが出来上がりました。そもそもキルトメイプルでウクレレを製作したのはオールメイプル・コンサートのご注文がきっかけ。横板のみキルトメイプルをということで、せっかくならとキルトサイドバックのコンサートを試作してみました。こちらはオールメイプルではないのでトップはスプルースでネックは普通にマホガニー、天神はキルトメイプルにしてみました。
今回もコンサートやパイナップル、テナー等のハワイアンコアやハカランダのウクレレを作ります。日本ではハカランダとブラジリアン・ローズウッドが一緒くたにされていますが、ハカランダの中の1種類がブラジリアン・ローズウッドです。今回テナーウクレレとベビーウクレレという両極端なウクレレをブラジリアン・ローズウッドいわゆるハカランダで製作します。