ベルシェイプのコアテナーウクレレ2016.07.27
ベルシェイプのテナーウクレレはあまり作っている製作家がいないということで、ご依頼いただいたテナーウクレレ・ベルシェイプ仕様が完成して先日関西方面のウクレレショップへ発送されました。ボディ厚も通常はここまで厚くはしませんが、カマカ並みに厚くということで、かなり厚めに作ってみました。ハードケースもなかなか入るサイズのものがないようで、ボディ寸法指定でのご依頼でした。
ベルシェイプのテナーウクレレはあまり作っている製作家がいないということで、ご依頼いただいたテナーウクレレ・ベルシェイプ仕様が完成して先日関西方面のウクレレショップへ発送されました。ボディ厚も通常はここまで厚くはしませんが、カマカ並みに厚くということで、かなり厚めに作ってみました。ハードケースもなかなか入るサイズのものがないようで、ボディ寸法指定でのご依頼でした。
注文いただいていたロングネック仕様のコンサートウクレレが完成です。弦長はコンサートとテナーの中間スケールの408mm仕様でネックが長い分、ブリッジ位置も通常のコンサートより下側に来ています。またロングネックということでボディ厚も通常より厚め。コンサートよりテナーウクレレに近い厚みかもしれません。ロングネックのコンサートは音量も上がりよく鳴ってくれますね。
ウォルナットコンサートの仕上げが表板以外仕上がりましたので今日から表板のセラック塗装です。表以外はすべてバフをかけ磨き上げました。ペグもすでに装着しナット・サドル製作、弦高調整やピックアップ調整もすべて終わっています。あとは表板の塗装ができれば完成といった状態です。セラック塗装はいろいろデリケートで手間暇がかかるので先に表以外すべて仕上げてしまってから、最後に表だけ仕上げます。
乾燥の早いウレタン塗装等とは違い、ラッカー塗装は乾燥に時間がかかるので1週間程度乾かした後やっと水研作業ができるようになります。水研用の水には洗濯用洗剤や少量のシンナー等を混ぜて、ラッカーは1週間乾かしても軟らかく水研ペーパーに目詰まりを起こすので、それを少しでも防止するためです。1500~2000番手くらいの耐水ペーパーで全体を綺麗に磨いた後、バフ掛けでピカピカに光らせます。