ウクレレの胴組み型製作2016.03.13

ウクレレの胴組み型

 

ウクレレでもギターでもいわゆる箱物と呼ばれる楽器を作る場合に必ず必要になってくるのが胴組み型です。この型に横板をぴったりと添わせて前後ブロックやライニングを接着します。ギターの胴組み型ではもっと厚いベニヤ板を使って作りますがウクレレなので12mmベニヤを2枚使って製作します。

 

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ウクレレブリッジの接着位置とは?2016.03.12

ウクレレブリッジのセッティング

 

音程が合いにくいということでやってきた修理楽器ですが、調べてみてちょっとビックリ。このウクレレ、ブリッジの接着位置が間違っています。本来ある位置より3~4mmほど前方に接着されています。これでは音程が合わないのも無理が有りません。オクターブで調べてもどの弦もかなりシャープしてしまい、これでは音がどうこうよりも楽器として成り立っていません。

 

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ウクレレヘッド加工2016.03.10

ウクレレのヘッド接着

 

現在ではウクレレネック材はへの字材ではなく、マホガニーの一枚板から作ります。厚みが2センチ程度もあれば作れるので材が無駄にならずに済みますが、その代わりにヘッドを新たに接着しなくてはいけません。クラシックギターの世界では割と見かけるやり方ですが、それをウクレレでも取り入れた形です。ヘッドは斜めの面に接着するので少しコツやノウハウが必要になってきます。

 

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テナー用のウクレレスタンド2016.03.09

テナー用ウクレレスタンド

 

そもそも販売予定では無かったウクレレスタンドですが、気が付けばコンサート用、テナー用、ベビー用と3種類に増えたウクレレスタンド。テナーウクレレにはコンサート用は少し小さく安定しないということでテナー用を作り、ベビー用はベビーウクレレを作った時に一緒に。ベニヤ製ですが両側に F’s uke の焼印を押してあります。

 

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ウクレレ用黒檀指板2016.03.08

ウクレレエボニー指板を焼く

 

木はどんなに乾燥していてもいくらかは内部に水分が残っているので、ホットプレスで強制的に熱を加えると中の水分がにじみ出てきます。今回黒檀の指板材を製材して何枚か焼いてみましたがちょっと水分が思った以上に多い。まだしばらく乾燥室で桟積みにして乾燥させる必要がありそうです。

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