象牙のウクレレナット・サドル2016.03.23

象牙の端材

 

F’s ウクレレのナットやサドルの材料は漂白した牛骨材にほぼ統一しています。この材料が楽器には一般的ですし材料として業者から安価で購入もできるので、何も指定がなければ牛骨で統一しています。今回ビンテージボーンという無漂白でオイル漬けされた黄色い牛骨材を取り寄せたのを機に、そういえば象牙の端材を持っていたことを思い出して引っ張り出してみました。

 

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ハカランダウクレレの横板の割れ止め2016.03.22

ハカランダウクレレの横板

 

ハカランダはローズウッドの一種ではありますが、他のローズウッドと違い硬く粘りのない木材です。この硬さは音が良くはね返り素晴らしいのですが、硬さゆえに割れやすいのが欠点。ハカランダでウクレレを作るときにはいつも裏板のバスバーを1本増やし、横板にも割れ止めを接着しています。

 

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ウォルナット材でコンサートウクレレ2016.03.21

ウォルナットウクレレ材

 

ハワイアンコアと言えばウクレレ材の代表格ではありますが、何もそれでなくてはいけないわけではないので今回はウォルナット材でコンサートウクレレを作ってみます。ウォルナットはハワイアンコアより色が濃い以外は木目や硬さ等、とてもよく似た材料です。音もどんな音がするか、おそらくハワイアンコアと同系統の音だと思いますが完成したら比べてみたいと思います。

 

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ウクレレブリッジの交換修理2016.03.20

マーチンウクレレのブリッジ交換修理

 

古いマーチンソプラノのブリッジ交換修理です。マホガニーブリッジの弦を引掛ける溝が広がってしまい、これでは弦が外れてしまいそう。また何人かオーナーが変わっているのか、どこかの段階でブリッジを接着し直した形跡がありますが、どう見ても素人仕事。接着がうまくないのでいつかは取れてしまいそうです。

 

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テナーウクレレのネック逆反り修理2016.03.19

テナーウクレレネック逆反り修理

 

ウクレレは通常弦を緩めず張りっぱなしにする事が多いので、経年変化で段々ネックが順反りしてくることがありますが、今回やってきたテナーウクレレのネック反り修理は順反りではなく、より厄介な逆反りで。ウクレレの保管場所に問題があったらしく、ここまで反るかというくらいに逆反りに。ここまでなってしまうと当然音もビレてしまって楽器として成立しません。

 

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