オールハカランダのコンサートウクレレ2016.04.30
トップ材やバック・サイド材、ブリッジ材や指板・ヘッド天神に至るまで全てハカランダを使用したオールハカランダのコンサートウクレレです。ネックまでハカランダならそれこそ文字通りオールハカランダですが、ネックだけは残念ながらマホガニー。それでもホンジュラス・マホガニーのいいところです。なんと贅沢なウクレレでしょう。
トップ材やバック・サイド材、ブリッジ材や指板・ヘッド天神に至るまで全てハカランダを使用したオールハカランダのコンサートウクレレです。ネックまでハカランダならそれこそ文字通りオールハカランダですが、ネックだけは残念ながらマホガニー。それでもホンジュラス・マホガニーのいいところです。なんと贅沢なウクレレでしょう。
今回完成したコンサートウクレレには同じ形状で材料違いがありましたので、そういう場合は引き比べて違いを実感することができます。実際にはスプルースコアはロングネックなので全く同じ条件ではありませんが、それでもここまで違うかというくらい表板がスプルースかハワイアンコアかで一目瞭然。それぞれにそれぞれの良さがあります。
マスターグレードのウォルナット材で試作したコンサートウクレレです。マスターグレードなので虎杢が見事ですがとりあえずは試作品ということでマスターグレード材を使用してみました。ハワイアンコアと違い入手が容易な材なのですが、それでもマスターグレードはそれなりの値段がします。ハワイアンコアの方がよりカラっとした音でしたがウォルナットウクレレもいい感じで鳴りました。
ベルシェイプのロングネックを作ったかと思えば、こちらはテナーウクレレのショートスケールバージョンです。実際にはコンサートとテナーウクレレの中間スケールで弦長408mm。コンサートボディの408mmはたまに作りますがテナーボディの408mmは今回が初めてのご注文でした。ボディに映ったスマホを向ける私の姿はご愛嬌です。
ベルシェイプとはギターで言えばドレッドノート。修行時代はこの形のコンサートが定番でしたが、今回ご依頼いただいたのはソプラノです。しかもロングネック仕様。ソプラノとコンサートの中間スケールで362mmです。更にジョイントが14フレットなのでネックが異様に長く見えますね。12Fだとブリッジがかなり下に来てしまうので14ジョイントにしました。