ウクレレの水研ぎ作業2016.02.20
艶消し塗装と違いグロス仕上げの場合、塗装の吹きっぱなしでは仕上がりません。吹き付け塗装では完全な平らな面は出せないので必ず水研ぎ・バフ研磨作業を行い最終的に鏡面の塗膜に仕上げます。艶消し塗装でしたら艶がないので塗膜の凹凸が強調されず吹きっぱなしでも綺麗な仕上がりになるのですが、艶有り塗装の場合はそういうわけにはいきません。
艶消し塗装と違いグロス仕上げの場合、塗装の吹きっぱなしでは仕上がりません。吹き付け塗装では完全な平らな面は出せないので必ず水研ぎ・バフ研磨作業を行い最終的に鏡面の塗膜に仕上げます。艶消し塗装でしたら艶がないので塗膜の凹凸が強調されず吹きっぱなしでも綺麗な仕上がりになるのですが、艶有り塗装の場合はそういうわけにはいきません。
一種独特な形をしたOVATIONテナーウクレレのフレット交換修理です。OVATIONのギターやウクレレの存在は昔から知っていましたが、考えてみればこうして手に取ったのは初めてかもしれません。昔は何でこんな形をしているのだろうと思ったものですが、今では世界中に認知された有名ブランドの一つです。
念願の?レーザー彫刻機を手に入れました。レーザー彫刻機とはレーザーの出力で非金属のモノへの彫刻・切断・転写等ができるスグレモノ。信頼の日本製と言いたいところですが、日本製は百万円を超えるので手が出ませんでした。ちょっと不安の中国製ですが、日本に輸入してからカスタマイズして販売している会社があったのでちょっと購入してみました。
ウクレレ製作ではいかに効率よくボディを振動させていい音を出すかを考えますが、でもそれだけでは味気ないので一目見ておっと思わせるようなインレイ装飾も全然ありだと思います。サウンドホール周りやボディ外周はまず考えるところですが、後は指板インレイやヘッドインレイ等が一般的なところ。
現在では入手困難なハカランダですがギターのブリッジ材だけはある程度ストックがあります。クラシックギター用のハカランダブリッジ材で修行時代に仲間たちとまとめて購入したものです。当時はウクレレ工房になるとは考えていなかったので普通にクラシックギター用で購入しましたが、ウクレレのブリッジだと1台分から2台、3台と取れるのでかなりの台数分あることになります。ブリッジ材だけあってもしょうがないのですが。