ハカランダボディの内部塗装2016.03.30

ハカランダボディの内部塗装

 

ハカランダは通常ボディ内部を塗装します。ハカランダは割れやすい木材なので乾燥防止の為と高価格帯なので少しでも高級感が増すように。とはいえクリヤラッカーを木地に2~3回程度吹き付けるだけなのでそれほど艶は出ません。下地を作ってもっと艶を出すこともできますが、音にも影響してくるので最低限の吹付け塗装だけにしています。

 

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ウクレレ再塗装修理2016.03.29

ウクレレ再塗装修理

 

ウクレレ再塗装修理とはいっても刷毛塗りの部分塗装の場合もあれば、全面吹き付け塗装の場合もありいろいろですが、この2本は裏板のみ再塗装ともう1本はヘッド以外のボディ全体の再塗装修理になります。ネックの途中まで塗装をして境目は判らないように均します。塗装をする必要のない部分は塗料がかからないように新聞等で覆います。

 

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サウンドホールのロゼッタ装飾2016.03.28

サウンドホールのロゼッタ装飾

 

サウンドホールのロゼッタ装飾はサウンドホールを開ける前にまずはボール盤の専用治具で溝を掘り、貝装飾等を埋め込みます。どんな装飾を埋め込むかで当然溝の幅も変わってくるので、幅の違う刃を何種類も用意してあります。装飾を埋め込み平らに削ってから最後にサウンドホールを開ける工程です。

 

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マーチンウクレレのブリッジ交換修理2016.03.27

マーチンソプラノブリッジ接着修理

 

古い楽器なのであちこち傷だらけではありますが、特に故障個所もなく程度のいいよく鳴るマーチンのソプラノウクレレです。今回ブリッジをマホガニー製からエボニー製のものに交換しました。弦を結わくタイプのものにしても良かったですが、ソプラノはブリッジ幅が狭く窮屈になりそうだったので、弦を引掛けるやり方はそのままで作り直しました。

 

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ウクレレネックを逆反りから真っ直ぐに2016.03.26

ウクレレネック逆反り修整

 

テナーウクレレのネック逆反り修理です。専用の自作ネックヒーターで指板を熱してから約1週間固定していましたが、ネックがほぼ真っ直ぐな状態になってくれました。このままの状態で安定してくれれば成功です。もし時間が経って再度逆反りしてくるようだと、後はフレット交換か更にひどいとネック自体交換になってしまうかもしれません。

 

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