フリクションペグ交換修理2022.11.03

フリクションペグ交換修理

 

古いフリクションペグの交換修理。昔ながらのフリクションペグはギアが入っていなく締め付けているだけなので、やはりどうしても操作性が悪く嫌がる方も多々。今ではギアが入ったUPTがメジャーですが今回はまた別の軽量ペグに交換です。チュナレレ?と読むのかな?金属製ではないのでとても軽くギアも入っているようで、確かにギア無しフリクションペグよりいい感じ。UPTと違いネジ留めしなくてはいけないのが一手間ですが、まあいいんではないでしょうか?ヘッドの軽さにこだわる方にはおすすめかもしれません。

 

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表板・ブリッジ剥がれ修理2022.10.27

表板ブリッジ剥がれ修理

 

長く弾かれずに保管されていたウクレレのようで、弾き始めた途端ブリッジと表板が剥がれたそうです。保管状態があまり良くなかったのか、ボンドの劣化があったみたいです。幸い中のバスバー剥がれはなかったのでそのまま接着して治しました。古いウクレレはたまにこういったことがあり、バスバーが剥がれてしまうことも良く見かけます。その場合は裏板を剥がすしかありませんが、今回はその必要はなく接着するだけで大丈夫でした。1弦と4弦の溝が狭くて弦を引っ掛けにくいということで、ブリッジ接着前に溝を少し拡げました。

 

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カマカ・ナットサドル交換2022.10.16

ナットサドル・ビンテージ牛骨交換

 

カマカのナットとサドルを人工象牙のものからオイル漬けのビンテージ牛骨へ作り替えます。通常の牛骨は漂白されていて真っ白ですが、オイル漬けは黄ばんだ感じがビンテージ感が出ていていい感じ。牛骨は通常高いモデル以外バフはかけませんが、ビンテージ牛骨は光らせないとあまり感じが出ないかなぁと思いバフをかけます。今回もナットサドル共にバフをかけて光らせてみました。

 

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ハカランダコンサートウクレレ2022.10.12

ハカランダコンサートウクレレ

 

馬のインレイを指板に入れたハカランダコンサートです。完成して既に納品済み、いつもは納品に直接伺っていましたが、今回は都合が悪く発送でお願いしました。ボディ厚は少し薄めの60mm、それでもハカランダは音の返りが良いので鳴ってくれます。まだ完成したばかりで音はこれからですが、スプルースハカランダは弾けば弾くほど鳴ってくるので是非弾き込んでみてください。ここの教室の先生のハカランダはさすが弾き込まれていてとても良く鳴っているようで、このハカランダも是非そこまで鳴らしてあげてください。

 

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茶位コンサート・再塗装修理2022.09.30

茶位コンサート再塗装修理

 

茶位コンサートの再塗装修理・第二弾。パープルハートの薄型ボディ・コンサート。私がいた頃はパープルハートなんて材は使ったことがありませんでしたが、とにかくオーバーホールで新品同様に仕上げます。かなり弾かれているようであちこちキズだらけなので、塗装剥離の上、半艶塗装で吹き直し。前回はカラーが吹かれていたのでロゴマークを残すのに苦労しましたが、今回は特に問題無し。フレットバリも少し出ているので一緒に取ってしまいます。

 

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