ウクレレのロゼッタについて2015.12.22

ウクレレのロゼッタ

 

ウクレレのサウンドホールの飾りでは一般的には簡素なものが多く、ハワイのウクレレではそもそも何も飾りがないものが主流かもしれません。カマカ然りコアロハ然り。ウクレレ工房 F’s uke では一応工房製なのでサウンドホールの飾りは必ず施します。大抵がアバロン貝を巻きますが、私はクラシックギター出身なので木製象嵌のロゼッタにも挑戦してみたりもします。

 

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ウクレレが弾き難いと感じたら・・・2015.12.21

ウクレレが弾き難い理由として、フレット間隔やネック厚等ありますが弦高が影響している場合も多いかもしれません。ウクレレ工房 F’s uke では弦高は1弦、4弦共に2.5㎜。一般的にも2.5㎜で合わせている製作家が多いかと思います。弦高は通常12フレット位置でフレットの頂点から弦の下側までの間隔を測ります。2㎜に近づくにつれ弾きやすくはなりますが音がビレるリスクがあり、3㎜に近づけばよりビレ難くはなりますが、弾き難さを感じるかもしれません。

 

ウクレレの弦高

 

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ウクレレの割れ修理について2015.12.20

ウクレレ割れ修理

 

この楽器は先日ご依頼がありました F’s ウクレレの表板割れ修理です。これを機会にせっかくだからと、あちこちにある傷の補修と全面再塗装を行います。ウクレレケースのチャックを締め忘れたまま持ち上げてしまい、下に落下させてしまったみたいです。打ちどころがいいと、どこも壊れないですが、打ちどころが悪いと結構簡単に割れてしまいます。

 

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インレイワークについて2015.12.19

ハイビスカスインレイ

 

インレイまたは象嵌について、ウクレレに限らず弦楽器やはたまた家具等でも昔から象嵌は行われています。インレイとは1㎜程度の薄い貝シートを何かの形に切り抜き、それを木部へ埋め込みます。ギターやウクレレであれば主に指板やヘッド上部へのインレイが一般的。ウクレレも音が一番大事なのは当然として、見た目が綺麗なインレイを施して装飾を楽しむのも全然ありだと思います。

 

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ウクレレペグ交換について2015.12.18

ウクレレペグ交換

 

ウクレレペグ交換の修理の依頼はよく受けます。調弦ができない!音程が狂いやすい!ヘッド落ちが気になる!等理由は色々ですが、修理自体はそれほど難しくありません。ただ穴を広げてペグ交換するだけなら素人の方でもできますが、ヘッドの再塗装が必要になってくると、やはりプロのリペアを依頼する必要がありそうです。中にはヴァイオリンタイプの木製ペグを好む方もいるのですがそういうのは特殊な例として、大体主に以下の3点が主要ウクレレペグです。

 

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