ハワイアンコアのグレードについて2015.12.02
ハワイアンコアのグレードはいったいどのように決まるのか?
木目は真っ直ぐ伸びているか?節等は無いか?柾目材か?板目材か?充分に乾燥しているのか?色々な要素がありますが、まずは一番重要視されるのが杢の出具合になります。杢とは木目と垂直方向に延びる均一の模様で塗装をするとより際立ち派手な見た目になります。
ハワイアンコアのグレードはいったいどのように決まるのか?
木目は真っ直ぐ伸びているか?節等は無いか?柾目材か?板目材か?充分に乾燥しているのか?色々な要素がありますが、まずは一番重要視されるのが杢の出具合になります。杢とは木目と垂直方向に延びる均一の模様で塗装をするとより際立ち派手な見た目になります。
ウクレレだけに限りませんが楽器製作で使用される木材は家屋や家具等で使用される木材よりもより厳密に選別されます。伐採されたばかりの木材には多くの水分が含まれているので、そのまま使用すれば後々必ず割れや捻じれが生じ壊れてしまいます。それを防ぐために木材は一定期間、自然乾燥や人工乾燥等で乾燥させる必要があります。
私は1998年~2010年までの12年間、東京都町田市の茶位幸信ギター・ヴァイオリン工房でギター製作の仕事に携わる機会を得ました。
茶位ギターでの仕事で一番特徴的なのはスピードを要求されるところ。工房とはいえ、茶位ギターはかなり大型機械を導入した工場と工房の間のようなところ。創業何十年の間に何万本というギターを作ってきた老舗工房です。おのずと私が関わったギターも何千本単位でしょう。修行という面からみると、そのギターの数の多さが大変私の身になったのだと思います。
私の修行時代は東京都町田市に今もある茶位幸信ギター・ヴァイオリン工房にて1998年から2010年までの12年間にわたります。 お給料はとても安かったけど歩いて10分程のところに団地があり、そこの部屋を寮として用意してくれたので生活は何とかなりました。そこに弟子仲間3人との共同生活が始まったのが1998年です。
改めましてウクレレ工房 F’s uke です。
ハンドメイドウクレレの製作・修理を埼玉県入間市仏子の工房で行っています。 約12年間修行した東京町田市にある茶位幸信ギター・ヴァイオリン工房を2010年に独立して約5年たちました。