ウクレレのパフリング貝2015.12.25
ウクレレ工房 F’s uke のウクレレには通常グリーンアバロンのカーブしたパフリング貝をサウンドホールの周りに埋め込みます。オーストラリアから取り寄せるパフリング貝には何種類もの違ったカーブのものが売られているので、ウクレレのカーブに合ったものを取り寄せます。それを木製パフリングと一緒にサウンドホール周りに施しています。
ウクレレ工房 F’s uke のウクレレには通常グリーンアバロンのカーブしたパフリング貝をサウンドホールの周りに埋め込みます。オーストラリアから取り寄せるパフリング貝には何種類もの違ったカーブのものが売られているので、ウクレレのカーブに合ったものを取り寄せます。それを木製パフリングと一緒にサウンドホール周りに施しています。
以前ウクレレ工房 F’s uke のテナーウクレレを購入していただいた方から再度注文していただき、来年はマスターグレードのコア材でテナーウクレレをもう1本製作することになっています。そんな高額なテナーウクレレに見合った糸巻きをということで高級ギター用のペグを取り寄せました。
ハカランダとかジャカランダとか呼ばれるブラジル原産のローズウッドがかの有名なブラジリアン・ローズウッドです。その昔は気軽に入手できる木材だったようですが、1960年代にブラジル政府に輸出が規制され、1990年代にはワシントン条約にも登録されたので今ではほとんど入手困難な材料です。価格高騰もすさまじくギター1台分でウン十万円という、なかなか手が届かない木材になってしまいました。
ウクレレのサウンドホールの飾りでは一般的には簡素なものが多く、ハワイのウクレレではそもそも何も飾りがないものが主流かもしれません。カマカ然りコアロハ然り。ウクレレ工房 F’s uke では一応工房製なのでサウンドホールの飾りは必ず施します。大抵がアバロン貝を巻きますが、私はクラシックギター出身なので木製象嵌のロゼッタにも挑戦してみたりもします。
ウクレレが弾き難い理由として、フレット間隔やネック厚等ありますが弦高が影響している場合も多いかもしれません。ウクレレ工房 F’s uke では弦高は1弦、4弦共に2.5㎜。一般的にも2.5㎜で合わせている製作家が多いかと思います。弦高は通常12フレット位置でフレットの頂点から弦の下側までの間隔を測ります。2㎜に近づくにつれ弾きやすくはなりますが音がビレるリスクがあり、3㎜に近づけばよりビレ難くはなりますが、弾き難さを感じるかもしれません。