Gストリング・表割れ修理2023.10.03
ウェザーチェック、塗膜のヒビ割れが全面に出たGストリングの表割れ修理。一度修理歴があるようで、確かにボンドで接着はされているようですが、中の補強がされていない為か、再度割れのスジが出てきたようです。表割れの再修理はなかなかやりようがないのですが、一応割れ部分は接着されているようなので、裏から何ヶ所か補強パッチを貼り付けてみます。ウェザーチェックも凄いし、表板の塗装は一旦剥離してから再塗装するので、おそらく綺麗には治ると思うのですが。
ウェザーチェック、塗膜のヒビ割れが全面に出たGストリングの表割れ修理。一度修理歴があるようで、確かにボンドで接着はされているようですが、中の補強がされていない為か、再度割れのスジが出てきたようです。表割れの再修理はなかなかやりようがないのですが、一応割れ部分は接着されているようなので、裏から何ヶ所か補強パッチを貼り付けてみます。ウェザーチェックも凄いし、表板の塗装は一旦剥離してから再塗装するので、おそらく綺麗には治ると思うのですが。
今回は珍しくハワイアンコア・エレキボディの再塗装修理。ハワイアンコアでエレキのボディは今まで初めてかも。普段ハワイアンコアは薄くスライスしたものばかりなので、何とも贅沢な木取りで羨まし限りですが、塗装の工程は特に違いはありません。うちの貧弱塗装ブースはもちろんエレキを吹けるようにはなっていなかったので、これを機にボディを上から引っ掛けて塗装できるように改良しました。流石にこの重さを担いで吹くのも大変なので、後々ギター塗装で使用できるかもしれません。
懐かしの茶位コンサートのリフィニッシュ修理。そこまで塗装は痛んでいませんでしたが、バインディング角の打ち傷が無数にある感じ。折角だからとリフィニッシュ修理となりました。マホガニーのベルシェイプ・コンサート。私がいた頃には無かったモデルなので、代が変わってからの新しいモデルかな?2015年製のようなので、確かに私が辞めた後みたい。バインディングはウェンジ?独特の模様が綺麗です。
納品してからしばらく経ってしまいましたが、オールハワイアンコアのノンカッタウェイ・テナーです。テナーはカッタウェイで作ることが多いので、カッタウェイ無しもたまには新鮮でいい感じ。シンプルデザインがお好みということで、ロゼッタのみアバロン貝でボディ外周は白1本パフリング。表板のハワイアンコアもそこまでギラギラしていないカーリーコアで、個人的にはこのくらいが好きだったりします。写真では分かりづらいですが、もう少し綺麗な杢が出ていましたよ。
ローG仕様のハイビスカス・ロゼッタ・スプルース・ローズウッド・コンサートが完成して無事に納品できました。製作前にわざわざ工房へお越しになりオーダーされた方。こんな畑ばかりのど田舎に来客なんてあるだろうかと引っ越す前は思っていましたが、すでに何人かの方には来て頂き、埼玉時代のお客さんも何人か。駅からは歩けない距離なので、流石に電車では難しいですが、車でドライブがてらでしたら割と来られそうです。そして茨城の方は飛び込み含めて何人かの方がすでにお越しになり、隣に車停める空き地もありますのでどうぞお気軽に。