ハワイアンコア・ウクレレピックガード2020.03.05
いくら同じ型や同じ治具で作ったウクレレでもやはり微妙に形が違ったりするので、今までピックガードも1台づつそれぞれに合わせて作っていましたが、それも大変だなぁということで少し量産してみました。少し大きめに作ってからあとは1台1台微調整すると。今回はハワイアンコア製のみ、今はコアピックガードばかりですが、そのうちローズウッドや他の材で作ってみてもいいかもしれません。
いくら同じ型や同じ治具で作ったウクレレでもやはり微妙に形が違ったりするので、今までピックガードも1台づつそれぞれに合わせて作っていましたが、それも大変だなぁということで少し量産してみました。少し大きめに作ってからあとは1台1台微調整すると。今回はハワイアンコア製のみ、今はコアピックガードばかりですが、そのうちローズウッドや他の材で作ってみてもいいかもしれません。
前回の塗装終了時にほぼ使い切っていたクリアラッカー塗料、次回分は無いから早めに頼まなくては…ということを思い出したのが今回塗装日の前日という。慌てて塗料屋さんに注文、幸い在庫があったので急いで送ってもらいました。で何とか作業が遅れることもなく昨日無事に吹き付け塗装が終了したので暫く乾燥期間に入ります。
たまに見かけるセルバインディングのくびれ部分での収縮剥がれ、大抵はくびれ4ヵ所全てが剥がれていますがこのウクレレも同じ症状です。収縮していて当然このまま圧着しても無理なので、ここは一旦バインディングを剥がしてからどこかで継ぎ足さなければいけません。くびれ部分では目立つしジョイント部分では大変そうだし、ということでボディエンド部で継ぎ足すのが一番良いだろうということにしました。
今回はまとめて5台、少し久々にアバロン貝パフリングを。通常モデルのアバロン貝パフリングはオプションになります。ロゼッタの場合は丁度いいカーブのアバロン貝を埋め込むだけなのであえてオプションにはしていませんが、パフリング貝はカーブに合わせて1ピースづつ貼り付けるのでちょっと手間。なのでパフリング貝はオプション作業になっています。
昔と違いこれだけピッチの狂いを言われる昨今、完璧には合わないもののそれでも弦長補正やピッチ調整は必須だというのに、このウクレレはたまに見かけるマイナス弦長補正状態。まあ当然ですがピッチは合わず思いっきりシャープします。ということでブリッジを一旦剥がしての正しい位置へ再接着。今回は簡単にヘラが入ったので剥がすのは特に問題ありませんでした。