オールハワイアンコア・ミニチュアウクレレ2020.05.18
久々のミニチュアウクレレ。ペグ作り待ちの状態で保管してあったミニチュアウクレレですが、ご依頼があったのでペグを急遽製作して仕上げ納品しました。ペグ作りも色々試行錯誤しましたが、何とかネジで固さを調整できるよう改良出来たので良かったです。真鍮製なので時間が経つと色がくすんでくるのは仕方がないのですが、さすがに金メッキするわけにはいきません。
久々のミニチュアウクレレ。ペグ作り待ちの状態で保管してあったミニチュアウクレレですが、ご依頼があったのでペグを急遽製作して仕上げ納品しました。ペグ作りも色々試行錯誤しましたが、何とかネジで固さを調整できるよう改良出来たので良かったです。真鍮製なので時間が経つと色がくすんでくるのは仕方がないのですが、さすがに金メッキするわけにはいきません。
ネックの仕込み角度を修正します。画像では判りづらいですがジョイント部分から折れ曲がるように落ち込んでいて、その為ブリッジサドルが異常に高い状態。なんでこんなことになったのだろう?少しくらいならネック反り矯正ヒーターで何とかなるのですが、これはさすがにネックを一旦外さなければ治らない・・・ということで指板・ネックをボディから一旦外します。
古いカマカのオーバーホール修理。塗装がこってりと塗られていてあまり綺麗ではないので、この機会に艶消し塗装で仕上げます。このカマカは珍しくブリッジピンタイプの駒が付いていますが少し剥がれかけてる模様。ローズウッドで作り替えて欲しいという事なので作り替えます。また裏板が剥がれかかっていて古いボンドが劣化しているようなので一旦剥がしてしまいます。
ラッカーの吹き付け塗装が終了してすでに4,5日が経過、通常は1週間乾かすところ、冬場と違い今はそれほど寒くはないし、というかここ何日かは暑いくらいで今日から仕上げ作業に入ろうかと考え中です。いつものようにウクレレ製作分や修理とあと今回は珍しくクラシックギターの再塗装もあるのでこれも一緒に水研して仕上げます。
落下事故によるコアロハの表割れ修理。2か所の亀裂で結構派手に割れてしまっています。コアロハはバインディングもライニングも入っていないので、落とすと結構簡単に割れてしまうみたいで、ちょくちょく修理にやって来ます。そして割れる時は結構派手に割れることが多いのも、衝撃がダイレクトに板に伝わるからでしょう、ということで治します。