コアロハ表割れ修理2019.11.17
コアロハの表割れ修理です。修理前の写真を撮り忘れたので修理後の写真のみ。全く分からなくなったとご依頼主も驚いていましたが、衝撃で割れた場合は大抵分からなく綺麗になります。踏み付けてしまったようで縦に1本割れが入っていましたが、いつものように接着後、裏から補強パッチを貼り再塗装しました。コアロハはラッカーではなくウレタン塗装のようなので、同じウレタンで吹きました。
コアロハの表割れ修理です。修理前の写真を撮り忘れたので修理後の写真のみ。全く分からなくなったとご依頼主も驚いていましたが、衝撃で割れた場合は大抵分からなく綺麗になります。踏み付けてしまったようで縦に1本割れが入っていましたが、いつものように接着後、裏から補強パッチを貼り再塗装しました。コアロハはラッカーではなくウレタン塗装のようなので、同じウレタンで吹きました。
今回のご依頼もそうですが男性より女性受けするデザインのハイビスカスロゼッタ、ご依頼があったものの丁度使い切っていたので新たにまとめて作りました。このハイビスカスロゼッタは一部問屋経由でお店にも出しているので全部は分かりませんが、直接オーダーされた方々はほぼ全てが女性ばかり。男性でももちろん大歓迎ですが、今のところ男性からのご依頼はないかな?
ウクレレを踏み付けてしまったようでコアの表板が割れています。とはいえ乾燥割れではないので隙間もで来ていませんし段差にもほとんどなっていない。これは簡単に治せる部類の修理です。クラック部分を圧着した後、裏から補強のスプルースパッチを木目が交差する方向で貼り付け、最後に表板の塗装を剥離してから再塗装。傷跡が全く分からなく治りました。
最近は派手なデザインの楽器が続いたので、極々シンプルデザインのウクレレもまた新鮮です。スプルース・ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)の最強の組み合わせでテナーカッタウェイが完成し嫁いでいきました。サウンドホールはロープパフリングのみのシンプルなすっきりデザインで、裏横はハカランダことブラジリアンローズウッド。やっぱり良く鳴ってくれています。
ハカランダでも特にいい材をと頼まれると、ちょっと勿体ないかと言いつつとっておきのを使ってしまうのですが、今回の1台もまあそれは何とも見事な派手派手ブラジリアン。高級な希少材とはいえ、在庫はまだまだたくさんあるのでとっておきの板を使ってしまいましたー。ハカランダは音が別格な材料ですが、木目を楽しむという点でも今回のはこれぞハカランダといった風格!