ようやく塗装へ2019.10.02
2,3日続いていた木地磨き作業からやっと解放され、今日からようやく下塗り塗装に入ります。9月中に仕上げる予定が全然無理で、まだもうしばらくかかりそう。修理楽器もいくつか溜まっているし、お待たせしてすみませんがまだもう暫くお待ち下さい。蛇足ですが当ウェブサイトもようやくスマホ対応されました。良かったらスマホからも御覧あれ。
2,3日続いていた木地磨き作業からやっと解放され、今日からようやく下塗り塗装に入ります。9月中に仕上げる予定が全然無理で、まだもうしばらくかかりそう。修理楽器もいくつか溜まっているし、お待たせしてすみませんがまだもう暫くお待ち下さい。蛇足ですが当ウェブサイトもようやくスマホ対応されました。良かったらスマホからも御覧あれ。
ウクレレボディ内部の塗装はハカランダの割れ防止のために行う以外には基本的に行いませんが、今回せっかくの綺麗なカーリーハワイアンコアということで、久々にエアブラシ塗装を行いました。ハカランダも現在はエアブラシではなく違う方法で塗装しているので、エアブラシで吹き付けたのは久しぶりになります。
希少材ということで主にアコギ方面で重宝されるアディロンダック・スプルース。クラシック方面では全然ですが、ご指定があった時に備え少量ストックしてあったのが役に立ちました。アディロンダック・スプルースでソプラノウクレレをというご注文で現在製作中になります。裏横のハワイアンコアもよりいい物をと綺麗なカーリーコア材を厳選しました。
デザイン的にたまにはこういった変わったのも新鮮ではありますが、先細りのテーパーヘッドでスロテッドだと実は少々やり難かったりします。あまりテーパー角度を急にすると2弦3弦が糸蔵の縁に触ってしまい、うまくありません。フラットなヘッドだとこういった問題は起こりませんが、スロテッドであまりこういうテーパーヘッドを見かけないのは、この理由からかもしれません。
元々ブリッジ下のセンター部分が接ぎ割れしてたようで、ご自分で治されたものの塗装が剝けてしまったとやって来た修理です。表のみ艶消しを吹き直します。軽く研磨して納得、このウクレレの塗装は妙に薄く簡単に剝けてしまう模様。艶消し塗装なので部分的に塗装することが出来ず、表板全面を艶消し塗装で吹き直しました。