コンサートウクレレ・KC-03UK2017.12.10
今や F’s uke の定番になった(かな?)03ボディのコンサートウクレレが3台仕上がり納品を済ませました。独立当初、某ウクレレ専門店に持ち込んだのもこの形の03コンサート、すでに100台以上は作ったか、とにかく所々は改良を加えつつ今でも作り続けている03コンサートになります。当初は想定していませんでしたがボディ形状から音量が出るので一応は初心者向きという事で、一概には言えませんがそういう設定にしています。
今や F’s uke の定番になった(かな?)03ボディのコンサートウクレレが3台仕上がり納品を済ませました。独立当初、某ウクレレ専門店に持ち込んだのもこの形の03コンサート、すでに100台以上は作ったか、とにかく所々は改良を加えつつ今でも作り続けている03コンサートになります。当初は想定していませんでしたがボディ形状から音量が出るので一応は初心者向きという事で、一概には言えませんがそういう設定にしています。
バリトンウクレレはウクレレの中では一番大きなウクレレ、滅多には作りませんがそれでも何だかんだで10台近くは作ったか、今回はバリトンでは初めてのカッタウェイ仕様、しかも16フレットジョイントで22フレット仕様です。最終フレットまでストレスなく弾けるようにカッタウェイを深く抉りました。ポジションマークはサイド共に無しでまるでクラシックギターのよう、かなり弾ける方なのでしょう。
この形のソプラノウクレレはハワイアンコアでは結構作りましたが、カーリーマンゴー材では今回が初めて。オールカーリーマンゴーのソプラノウクレレでロングネックモデルです。ヘッド天神材もカーリーマンゴーでUPTゴールドが付きました。マンゴー独特のギラギラしたカーリー具合がいい感じ、素杢のマンゴー材だと途端にチープ感が否めませんがストックしてあるマンゴー材はほとんどがカーリー材なので綺麗です。
今回仕上がったスプルーストップ・コアサイドバックのピッコロウクレレ。ピッコロウクレレは滅多にというかほとんど今まで作ったことはありませんでしたが、今回ご依頼があって完成しました。弦はウクレレの1オクターブ上の調弦でソドミラですが今回はローG仕様という事で4弦は太い糸を張っています。専用弦も販売されているようですが釣り糸を代用、1弦のみ細いゲージのものを、後はウクレレ用の釣り糸で間に合います。
カマカの修理が続きます。この個体は先日のカマカよりさらに古そう、かなりガタが…もとい年季の入ったソプラノウクレレです。ナットとサドルの交換修理、以前にも修理されたのでしょう、ナットは木製ですがサドルは牛骨です。それとも最初からそういう仕様かな?まあ良く分かりませんが今回はナット・サドル共に牛骨で作り直します。何分古い楽器なので所々怪しいところもありますが、いい感じに枯れててカラッといい音してます。