オール・ハワイアンコア・テナー2019.10.30
ウェブサイトに掲載されているコアウクレレと同じ板がいいと言われたものの、すでに何年も前に作ったウクレレなのでテナーサイズでは残っておらず、でも何とか似た感じのコア材を探し出し…ってあまり似ていないか、でも綺麗なカーリーコア材なので気に入って頂けたよう。二重の白蝶貝ロゼッタも綺麗だし、音も良く鳴っていたので、とても良いテナーが出来ました。
ウェブサイトに掲載されているコアウクレレと同じ板がいいと言われたものの、すでに何年も前に作ったウクレレなのでテナーサイズでは残っておらず、でも何とか似た感じのコア材を探し出し…ってあまり似ていないか、でも綺麗なカーリーコア材なので気に入って頂けたよう。二重の白蝶貝ロゼッタも綺麗だし、音も良く鳴っていたので、とても良いテナーが出来ました。
以前ネック外れでやって来た古いカマカのパイナップル、色々問題箇所が多く見られたのでちゃんと治して欲しいと再度やってきました。ということでもはや分解修理という感じですが治します。表裏の接ぎ割れからバスバー外れ等々、裏板を一旦剥がして問題箇所を治してから再度貼り直しました。塗装も綺麗に剥離してから再塗装、綺麗に蘇りましたよ。
それはそれは見事なカーリーハワイアンコアのマスターグレード、いつまでこれほど凄い材を使えるのかと思いつつ、オールハワイアンコアのテナーウクレレが完成してすでに納品済み。テナーウクレレボディにコンサート・テナーの中間スケール・ショートネック仕様という変わり種ですが、デザインやネックシェイプ等、細部に渡りこだわりの1台がようやく完成しました。
MiSiピックアップを搭載したソプラノ・ロングネックが完成し、すでに納品済み。表板はアディロンダック・スプルースをという事で、今回は少量ストックしてあった材料が役に立ちました。ヨーロッパ系スプルースと比べてより黄色く冬目が幅広いですが、弾きこめばより鳴ってくることを期待して、まあいいしょう。裏横のハワイアンコアもよりカーリーが綺麗な材を厳選しました。
表板の弾き傷を防止するためにスクラッチガードを貼り付けます。木製ピックガードはよくやりますが、今回は何度も剥がせて貼り直せるタイプの透明シート。軽く付いたスクラッチ傷程度ならバフで磨けば消せますが、激しく付いた傷はひどくなると表板に穴が開くので、そうなる前に保護シートを。ピックガードで表板が隠れるのも嫌だということで透明タイプです。