カマカ・ナットサドル作り替え修理2019.05.16
修理は何日かお預かりして治すというのが基本ではありますが、何度も来て頂くのも申し訳ないので、その場で治せる修理は可能な限りその場でやるようにしています。なかなか忙しくてそれができないことも多いのですが、今回はカマカのナットサドル交換修理で、仕事も丁度一段落したところだったのでその場で治しました。小一時間どこかで時間を潰してもらい完成です。
修理は何日かお預かりして治すというのが基本ではありますが、何度も来て頂くのも申し訳ないので、その場で治せる修理は可能な限りその場でやるようにしています。なかなか忙しくてそれができないことも多いのですが、今回はカマカのナットサドル交換修理で、仕事も丁度一段落したところだったのでその場で治しました。小一時間どこかで時間を潰してもらい完成です。
表板交換修理のブリッジ接着を行っています。エボニーの後付けブリッジなので塗装後、バフ掛け終了後に接着、駒裏への貼り付けピックアップも本当は表板接着前に取り付けてしまいたいところですが、ブリッジ接着の邪魔になってしまうのでやめました。ピックアップのマイクが結構ゴツく、先付けへは無理そうだったので、最後に後付けで取り付けることにしました。
ウクレレのナットを左利き用に作り替えます。各弦それぞれで溝を掘るやすりが違うので、それぞれいつもとは逆の順番で掘るだけですが、やっぱり慣れません。間違えそうになりつつ、まあ溝を掘るだけなので特に問題なし。サドルは弦長補正がされていないので、作り替えることもなくそのままに、後は弦を当然左利き用に逆の順番に張り直して完了です。
日本製の特注高級ケース。時間がかかるだろうと思っていたので、楽器完成後になるだろうなぁと考えていたのに連休前に届いてくれました。楽器は現在塗装乾燥中なので丁度よかった。これで完成後すぐに出荷できます。カッタウェイ用のウクレレケースをということでお願いしましたが、カッタウェイ部分そのままに作ることはちょっと無理があったかな?でもサイズがジャストフィットのとてもいいケースです。
1.3弦が複弦の6弦ウクレレを普段は4弦ウクレレとして使用しているそうです。で今回は4弦も複弦にして欲しいというご依頼。まずピッチがイマイチ合っていないので、ブリッジサドル溝を拡げてサドルでピッチ調整を行いました。その上で4弦の隣にもう一つ穴をあけて複弦に改造、1.5mm のロングドリルで開けるしかないので、ボディに傷が付かないよう気を付けながら慎重に開けました。