ハカランダウクレレ・指板接着2017.11.01
まだ納期まで余裕があると思っていたのですが、立て続けに台風が来たせいで作業が出来ずに時間が無くなってきてしまいました。ので急ぎの分を先にやることに。もちろん作業効率としてはまとめて行ったほうがいいはいいのですけど、今回もちょっと多すぎなので2回に分けてかえって良かったかもしれません。ハカランダばかり7台とコア2台、先に指板を接着しました。このまま塗装まで行ってから残りを進めます。
まだ納期まで余裕があると思っていたのですが、立て続けに台風が来たせいで作業が出来ずに時間が無くなってきてしまいました。ので急ぎの分を先にやることに。もちろん作業効率としてはまとめて行ったほうがいいはいいのですけど、今回もちょっと多すぎなので2回に分けてかえって良かったかもしれません。ハカランダばかり7台とコア2台、先に指板を接着しました。このまま塗装まで行ってから残りを進めます。
ただ貝の種類が違うというだけでどちらが正解という事もないのですが、緑色っぽい貝パフリングをというリクエストで今回はグリーンアバロン貝とパウア貝両方でパフリングを巻いてみました。画像では判りづらいですが左がアバロン貝、右がパウア貝です。グリーンアバロンといいつつパウア貝のほうが緑っぽかったりします。アバロン貝は青みがかった感じ、どちらがいいか、こればかりはお好みですね。
ドイツ松はクラシックギター界ではスプルースの王様という扱いでしたが、もうあまりいい材料が取れないと聞いたのは少なくとも10年以上前。イングルマン・スプルース等白っぽい材料が代用として使われていて、それはそれでいい材料ではあるのですが、今回中々素晴らしいドイツ松が手に入ったので、ついでに思わずドイツ松のブレース材も一緒に購入してしまいました。タコ足(ファングレーシング)はこれから全てドイツ松になる予定です。
少々の雨なら除湿器をフル回転して接着作業を行うこともありますが、今回は大型台風でしかもハカランダが多いとなればそういう訳にもいきません。ここ1週間ずっと雨続きですがちょうどこの時期に接着作業が重なってしまいました。しかも来月中旬頃までと納期が決まっている分もあり、それがハカランダだったりします。当初それなりに余裕があるなぁと思っていましたが、ちょっと怪しくなってきました。
クラシックギター出身という事もありスロテッドヘッドはよくやります。ウクレレではまだまだソリッドヘッドのほうが多いですが私が作るウクレレではスロテッドのほうが多いかも。ヘッドがソリッドヘッドより少し重くなるのでヘッドの重さを気にされる方はソリッドのほうがいいかもしれません。が音はスロテッドのほうがいいように感じるので難しい所ではありますけど。