表板クラック修理・カマカ2018.03.16
古いカマカの表板クラック修理、ブリッジ横に割れが入っています。ブリッジ付近は常にテンションがかかっている部分ですし、ここにクラックが入ることはよくある症状ですが、今回は衝撃ではなく乾燥で割れたようなので少し手間がかかります。衝撃で割れた場合、段差にならないよう圧着すれば簡単に付きますが、乾燥で開いてしまったクラックは埋木をしなければ圧着しても付かないです。
古いカマカの表板クラック修理、ブリッジ横に割れが入っています。ブリッジ付近は常にテンションがかかっている部分ですし、ここにクラックが入ることはよくある症状ですが、今回は衝撃ではなく乾燥で割れたようなので少し手間がかかります。衝撃で割れた場合、段差にならないよう圧着すれば簡単に付きますが、乾燥で開いてしまったクラックは埋木をしなければ圧着しても付かないです。
まあ色んなウクレレがあるもんだと思いつつ、今回はちょっと変わったウクレレのペグ交換とフレットバリ取り修理になります。ペグは古いフリクションペグからUPTペグへ…と思いきやヘッドが厚いのでUPTは付かずにUPTLになりました。違いはブッシュの長さだけなんですが厚いヘッド用ペグです。大は小を兼ねるで共用には出来ないのだろうか?と思わなくもないですが、製造過程の事情があるのかな?良く分かりません。
接ぎが木工技術で一番難しいとは先代親方の口癖。今回は裏板センターの接ぎ切れ修理になります。このウクレレの裏板はセンター接ぎで内側に割れ止めが貼ってありません。でバスバーも無し…しかもどう見ても板目材の裏板で、うーん、これはなるべくしてなった症状のような気もしますが、まあとにかく治さなくては…と思ったのですが…。
初めはマーチン5Kソプラノのレプリカという事だったのですが、途中からコンサートに変更されようやく完成しました。オールハワイアンコアで表裏とも1枚板、ブックマッチ材ではありません。のでギター材として持っていたコア材をつぶしました。ブックマッチ材だともっと色々選べたのですが、1枚板だとあまり選択肢がなく、とはいえそれでも結構ギラギラのカーリー材で作れました。
今回はとにかく Tree of life の指板インレイに手こずってしまい、すっかり遅くなってしまいましたが、オールコア・テナーウクレレでノンカッタウェイ仕様、ハカランダピックガード付きが完成してすでに納品済みです。テナーウクレレはカッタウェイで作ることが多いですが、今回はカッタウェイ無しで。希少材ハカランダはピックガードと天神で使用しました。ピックアップは Fishman AG-ukulele を。半田付けが必要なタイプのパッシブピックアップです。