マスターグレード・ハワイアンコア2017.11.09
今回は少量ですがハワイアンコアのマスターグレード材がハワイから届きました。相手は同業者なので材料の善し悪しはちゃんと分かっている方、とてもいい材料を送ってくれました。しかも天神材付き、サービスしてくれました。製材された材料は高いは高いですが、でも買います。ハワイアンコアは枯渇しているとはいえ、ある所にはあるようで全くうらやましい限りです。
今回は少量ですがハワイアンコアのマスターグレード材がハワイから届きました。相手は同業者なので材料の善し悪しはちゃんと分かっている方、とてもいい材料を送ってくれました。しかも天神材付き、サービスしてくれました。製材された材料は高いは高いですが、でも買います。ハワイアンコアは枯渇しているとはいえ、ある所にはあるようで全くうらやましい限りです。
ラッカー塗装のクラックが少し気になる以外は全体的に程度のいいGストリング、フレット調整修理です。それほどひどくはないですがフレット擦り合わせのし過ぎかハイフレットに行くに従ってフレット面が平らになってしまっています。のでこれを何とか面取りしてズルズルに。専用ヤスリで削ってもいいのですが、そこまでは必要なさそうなのでペーパーでひたすら削ります。最後にフレット全体にバフを掛けてピカピカに、綺麗に仕上がりました。
急ぎの楽器9台の塗装を先に済ませたので、乾燥期間の間に残りを進めます。ボディまでは出来ているので今日からネックと指板が付きます。途中9台の仕上げも先にしなくてはいけないので少し遅くなってしまいますがお待ちください。特注ハカランダの1台は指板インレイが追加で決まったので、次回に持ち越しとなります。胴だけ組んで表裏のバスバーはまだ接着していないので丁度良かったです。
まだ納期まで余裕があると思っていたのですが、立て続けに台風が来たせいで作業が出来ずに時間が無くなってきてしまいました。ので急ぎの分を先にやることに。もちろん作業効率としてはまとめて行ったほうがいいはいいのですけど、今回もちょっと多すぎなので2回に分けてかえって良かったかもしれません。ハカランダばかり7台とコア2台、先に指板を接着しました。このまま塗装まで行ってから残りを進めます。
ただ貝の種類が違うというだけでどちらが正解という事もないのですが、緑色っぽい貝パフリングをというリクエストで今回はグリーンアバロン貝とパウア貝両方でパフリングを巻いてみました。画像では判りづらいですが左がアバロン貝、右がパウア貝です。グリーンアバロンといいつつパウア貝のほうが緑っぽかったりします。アバロン貝は青みがかった感じ、どちらがいいか、こればかりはお好みですね。