ドイツ松のブレーシング材2017.10.25
ドイツ松はクラシックギター界ではスプルースの王様という扱いでしたが、もうあまりいい材料が取れないと聞いたのは少なくとも10年以上前。イングルマン・スプルース等白っぽい材料が代用として使われていて、それはそれでいい材料ではあるのですが、今回中々素晴らしいドイツ松が手に入ったので、ついでに思わずドイツ松のブレース材も一緒に購入してしまいました。タコ足(ファングレーシング)はこれから全てドイツ松になる予定です。
ドイツ松はクラシックギター界ではスプルースの王様という扱いでしたが、もうあまりいい材料が取れないと聞いたのは少なくとも10年以上前。イングルマン・スプルース等白っぽい材料が代用として使われていて、それはそれでいい材料ではあるのですが、今回中々素晴らしいドイツ松が手に入ったので、ついでに思わずドイツ松のブレース材も一緒に購入してしまいました。タコ足(ファングレーシング)はこれから全てドイツ松になる予定です。
少々の雨なら除湿器をフル回転して接着作業を行うこともありますが、今回は大型台風でしかもハカランダが多いとなればそういう訳にもいきません。ここ1週間ずっと雨続きですがちょうどこの時期に接着作業が重なってしまいました。しかも来月中旬頃までと納期が決まっている分もあり、それがハカランダだったりします。当初それなりに余裕があるなぁと思っていましたが、ちょっと怪しくなってきました。
クラシックギター出身という事もありスロテッドヘッドはよくやります。ウクレレではまだまだソリッドヘッドのほうが多いですが私が作るウクレレではスロテッドのほうが多いかも。ヘッドがソリッドヘッドより少し重くなるのでヘッドの重さを気にされる方はソリッドのほうがいいかもしれません。が音はスロテッドのほうがいいように感じるので難しい所ではありますけど。
今回はベビーウクレレよりさらに一回り小さいピッコロウクレレを作っています。弦長が260㎜でベビーウクレレが300㎜なので40㎜短いですが、調弦が1オクターブ高いので音・コンセプト等全く違う楽器です。スプルース・ハワイアンコア仕様でUPTペグが付きますが、このヘッドの大きさではこれが限界、これ以上小さくなると後はミニチュアウクレレみたいなことになってきます。ピッコロウクレレのケースは用意できないので代わりに専用スタンドを作ることにしました。
今回のラインで製作しているオールカーリーマンゴーのソプラノウクレレ、おそらくマンゴーでのソプラノは初めてかもしれません。マンゴー材はハワイアンコア程作らないのと、今まで作ってきたのは大抵コンサートだったので。そして次回ラインでカーリーマンゴーのテナーも作る予定なので、とりあえずソプラノ・コンサート・テナーと定番の3種類は作ることになります。