牛骨ナット&サドル材2016.12.27
漂白された牛骨のナットとサドル材。ウクレレ用とギター用です。たかだかこんな牛骨一つでも何百円と結構高い。1回に100個単位で注文するのでそれだけでも何万円としてしまいます。そろそろ在庫がなくなってきたのでまた注文しなくてはと考えていたところ、買わないか?というメールが。こんな仕事をしているとたまにSNS経由で業者からのメールが届くことがあります。で今回はなんとインドから。インドから取り寄せるのも大変そうなので最初は断っていたのですが・・・。
漂白された牛骨のナットとサドル材。ウクレレ用とギター用です。たかだかこんな牛骨一つでも何百円と結構高い。1回に100個単位で注文するのでそれだけでも何万円としてしまいます。そろそろ在庫がなくなってきたのでまた注文しなくてはと考えていたところ、買わないか?というメールが。こんな仕事をしているとたまにSNS経由で業者からのメールが届くことがあります。で今回はなんとインドから。インドから取り寄せるのも大変そうなので最初は断っていたのですが・・・。
カマカ100周年記念モデルというのが最近出ているらしく、ヘッドデザインやペグがいつもとは違うテナーウクレレですが少しビレっぽいということで修理が来ました。幸いネック反りは起こっていないのでその点は良かったですが、フレット打ちがちょっと甘い。フレットを強く叩きすぎるとこういった症状によくなりますが、端が浮き上がってしまったフレットが何本か。まずは接着剤を入れて押さえます。それでも多少凸凹になってしまうので少し多めにすり合わせをして何とか平らにしました。
テナーウクレレは大抵カッタウェイで製作しますが今回は珍しくノンカッタウェイで。横裏ハカランダでスプルーストップのカッタウェイ無しテナーウクレレです。このウクレレに使用予定だった口輪のロゼッタが中々届かず、というか郵便事故で一度紛失し、再度送ってもらったりしていたので完成が大幅に遅れてしまいましたが、やっと完成してすでに納品済み。年内にはという約束だったので何とか間に合って良かったです。
以前あり合わせの端材で製作したミニチュアウクレレ。欲しいという方がいるので再度作ります。おもちゃのようなミニチュアサイズとはいえ一応音は出ます。フレット間隔もちゃんと計算されているので押さえることができればですが演奏することも可能です。動画サイトではミニチュアウクレレを器用に弾いている方が見られますが、良く弾けるものだと。前回作った時はちょっと弾くのは無理かなと思いましたが、弦間隔を広げてもう少し何とか弾けるようにならないかなぁと思案中です。
スイスに評判のいい材料屋さんがあるから買わないかと誘われちょっと買ってみました。スイス原産アルペン・スプルースのテナーウクレレサイズで40台分。マスターグレード材とその下の AAA 材をそれぞれ20台分づつです。人気の材料屋さんらしくギター用材は何年か待ち状態のようですが、ウクレレ用材はストックがあったらしくすぐに届きました。マスター材は目が細かく腰があって確かに素晴らしい材、AAA は目が多少ばらつきがありますがでも全然問題ありません。ここの業者はブレース用の割り材も売っているようなので、来年もう一度買ってみようかと思います。