ひとまず塗装完了2017.03.31
ラッカーフィニッシュの上塗り塗装がひとまず完了しました。どうしても今月中に吹き終わりたかったので何とか間に合ってよかったです。今回は本数が多すぎて一回では吹けなかったので先に急ぎのベルシェイプとパイナップルを。残りは中塗り塗装まで終わっている分を今日研磨して明日吹きます。最近は気温や湿度等塗装するにはちょうどいい感じなので特に問題ありませんでした。
ラッカーフィニッシュの上塗り塗装がひとまず完了しました。どうしても今月中に吹き終わりたかったので何とか間に合ってよかったです。今回は本数が多すぎて一回では吹けなかったので先に急ぎのベルシェイプとパイナップルを。残りは中塗り塗装まで終わっている分を今日研磨して明日吹きます。最近は気温や湿度等塗装するにはちょうどいい感じなので特に問題ありませんでした。
少し前の作業ですがベルシェイプ・テナーウクレレにアバロン貝パフリングを巻いています。今回は黒白黒のラインを内側に入れて貝の外側にも同じく黒白黒を入れます。アバロン貝パフリングを巻く場合、溝の幅がかなり広くなるのでそれに合わせてライニングも幅広の蛇腹ライニングにしてあります。内側の黒白黒のラインをまずはピンで固定しながら接着していきます。少し乾いたらその後にアバロン貝のピースを一つづつ並べてきます。
今回製作しているミニチュアウクレレはハワイアンコアとカーリーマンゴーで。このサイズだと材料の選別に苦労しません。通常のウクレレ制作の過程で出る端材がいくらでもあるので、その端材を有効活用するためにもミニチュアウクレレ製作はいいかもしれません。また板もかなり薄くするので普通のウクレレでは薄すぎて使えない材料でもミニチュアウクレレだったら使えたりします。
ミニチュアウクレレの甲付け作業。ミニチュアウクレレの胴に表裏が同時に接着されます。小さいだけで接着のやり方は通常のウクレレと一緒。ただあまりにも小さいので使う冶具や方法はちょっと違いますが原理・原則は同じことです。普通のウクレレの場合、私はジャッキを使って接着しますが、ミニチュアウクレレではジャッキが大きすぎるのでクランプで固定しています。このやり方でも特に問題はありません。
普段ご指定がない限りヘッド天神に黒檀を使用することはありませんが、今回は黒檀と縞黒檀のヘッド天神モデルを何台か製作しています。通常黒檀と言うと楽器業界では真っ黒い黒檀(真黒材)を好み、指板やブリッジ材として利用されていますが縞黒檀はあまり使われることはありません。今回は初めて指板やヘッド天神に縞黒檀を使用したモデルのご依頼でしたので試しに、まあ見た目はあまり面白みのある縞黒檀ではありませんが。