カマカのナット・サドル交換と表再塗装修理2016.04.17

カマカ再塗装修理

 

いい感じの派手な虎杢が印象的なカマカソプラノウクレレのナット・サドル交換修理と表板再塗装です。ナットとサドルはプラスチックだか樹脂だかの既成品。せっかくのいい楽器がこれでは可哀そうなので牛骨で作り変えます。普段は漂白の白い牛骨ですが、先日投稿した非漂白のものをご指定いただいたので今回はビンテージボーンで作りました。表板は接ぎ部分が少し接ぎ割れしてきているので、それも直して表板のみ再塗装になります。

 

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ベビーウクレレのフレットビレ修理2016.04.15

ベビーウクレレフレットビレ修理

 

先日作ったベビーウクレレの3弦がビレるということなので、フレット面の擦りあわせとブリッジサドルの作り変え修理を行いました。ウクレレの弦の中で2,3弦は最もビレることが多く、またベビーウクレレは弦長が短くただでさえビレやすいので難しいものがありますが。まだ強く弾くと3弦はわずかにビレっぽいですが、でもかなりマシにはなりました。今日発送します。

 

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ウクレレ上塗り塗装終了2016.04.14

ウクレレグロス仕上げ塗装 

 

ウクレレの上塗り塗装が無事に終了しましたので今日は久しぶりのお休みです。ラッカー塗装は乾燥が遅く研磨に耐え得る塗膜の堅さになるのに1週間程度かかるので、その間に少しのお休みと次回製作予定の準備を行います。また修理楽器が何本か届く予定になっているので、それも合わせて行います。

 

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ウクレレブリッジの接着方法とは2016.04.12

ウクレレブリッジ接着

 

ウクレレブリッジの接着方法は試行錯誤の上、結局は普通にクランプで固定する方法に落ち着きました。このやり方は多くの製作家が行っている方法だと思います。私は木地の状態ではなく中塗り塗装後のサンディングが終わった後にクランプで接着しています。そのため接着位置が分かるよう、マスキングテープで位置決めしておく必要があります。

 

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ウクレレ塗装前の木地磨き2016.04.11

ウクレレ木地磨き

 

ウクレレの木地磨きが無事に終わり昨日から塗装に入りました。この後下塗り・サンディング・上塗り塗装と続きます。木地磨きの出来具合が結局は最終仕上げの具合に影響するので、すき間や凹み等できるだけ見落としなく綺麗に磨き上げます。またこの段階でサウンドホールの中に木屑等が入っていて、塗装中に出てくることもあるので掃除機で吸い取っておきます。

 

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