ウクレレ表板のセラック塗装2016.07.23
ウォルナットコンサートの仕上げが表板以外仕上がりましたので今日から表板のセラック塗装です。表以外はすべてバフをかけ磨き上げました。ペグもすでに装着しナット・サドル製作、弦高調整やピックアップ調整もすべて終わっています。あとは表板の塗装ができれば完成といった状態です。セラック塗装はいろいろデリケートで手間暇がかかるので先に表以外すべて仕上げてしまってから、最後に表だけ仕上げます。
ウォルナットコンサートの仕上げが表板以外仕上がりましたので今日から表板のセラック塗装です。表以外はすべてバフをかけ磨き上げました。ペグもすでに装着しナット・サドル製作、弦高調整やピックアップ調整もすべて終わっています。あとは表板の塗装ができれば完成といった状態です。セラック塗装はいろいろデリケートで手間暇がかかるので先に表以外すべて仕上げてしまってから、最後に表だけ仕上げます。
乾燥の早いウレタン塗装等とは違い、ラッカー塗装は乾燥に時間がかかるので1週間程度乾かした後やっと水研作業ができるようになります。水研用の水には洗濯用洗剤や少量のシンナー等を混ぜて、ラッカーは1週間乾かしても軟らかく水研ペーパーに目詰まりを起こすので、それを少しでも防止するためです。1500~2000番手くらいの耐水ペーパーで全体を綺麗に磨いた後、バフ掛けでピカピカに光らせます。
前回作ったのがいつだったか忘れてしまいましたが、ウクレレのネック材も残り少なくなってきたので、少しまとめて作りました。ワンピースネックのへの字材は今では全く使わず、スカーフジョイントと呼ばれるヘッドをネックに接着するやり方に今では統一しています。への字材はヘッド角がついているので材料の歩留まりが悪く、その点スカーフジョイントだと1枚板から作れるので材料が無駄になりません。
冬は冬の塗装の大変さがある半面、夏であっても夏ならではの苦労がありますが、何とか問題なくラッカー吹き付け塗装が終了しました。湿度の高い夏では揮発を遅らせる専用のシンナーが必須で、これを使わないと塗料を吹いた傍から白く濁ってしまいます。これを塗装がかぶると言いますが、専用のシンナーを使用することでこうなることを防ぐことができます。
以前修理したウクレレの上ナットが取れてしまったみたいなのでもう一度接着しなおします。合わせてペグを GOTOH のギアペグから UPT へ交換します。この箱入りUPTはご依頼主からの持ち込みです。それでも全然かまいません。私が取り寄せる時はバルク品状態の簡易包装しかしてくれませんが、一般用ではキチンと箱入りで売られています。