ハワイアンコアとカーリーマンゴー材2016.08.04
ハワイアンコアとカーリーマンゴー材が届きました。両方ともに2インチの厚みなので約5センチ近くあります。板で購入するときは大抵1インチか2インチで製材されてきますが今回は2インチ。これを自分で製材して使います。すでに製材された楽器用材を購入することもありますが、それは少し割高で特にマスターグレード材はかなり価格が高騰しているので板で買うほうが安上がり。それでもそれなりにいい値段がします。
ハワイアンコアとカーリーマンゴー材が届きました。両方ともに2インチの厚みなので約5センチ近くあります。板で購入するときは大抵1インチか2インチで製材されてきますが今回は2インチ。これを自分で製材して使います。すでに製材された楽器用材を購入することもありますが、それは少し割高で特にマスターグレード材はかなり価格が高騰しているので板で買うほうが安上がり。それでもそれなりにいい値段がします。
ローズウッドのコンサートウクレレは表板を通常米杉やスプルースで作りますが、今回はハワイアンコアを表板にという変わり種。さて、どんな音がするか・・・やはり杉やスプルースとは全く違う、コア特有のコロコロした乾いた音がするとは思いますが、裏横がローズかコアかでどれだけ違ってくるのか、とにかく作ってみます。
今回カーリーマンゴー材でコンサートウクレレを1本作ります。表横裏全てが同じ板からのオールカーリーマンゴーのコンサート。そのうち表スプルースのマンゴーコンサートも機会があれば作ってみたいところ。ハワイアンコアほど高くもなく感覚的にはコアの半額以下で買える材料ですが、それでもマンゴー材も高くなってきているみたいなので以前はもっと安かったのかも。マンゴー材はあまり購入することがないのでよくわかりません。
ベルシェイプのテナーウクレレはあまり作っている製作家がいないということで、ご依頼いただいたテナーウクレレ・ベルシェイプ仕様が完成して先日関西方面のウクレレショップへ発送されました。ボディ厚も通常はここまで厚くはしませんが、カマカ並みに厚くということで、かなり厚めに作ってみました。ハードケースもなかなか入るサイズのものがないようで、ボディ寸法指定でのご依頼でした。