マーチンウクレレのブリッジ交換修理2016.03.27

マーチンソプラノブリッジ接着修理

 

古い楽器なのであちこち傷だらけではありますが、特に故障個所もなく程度のいいよく鳴るマーチンのソプラノウクレレです。今回ブリッジをマホガニー製からエボニー製のものに交換しました。弦を結わくタイプのものにしても良かったですが、ソプラノはブリッジ幅が狭く窮屈になりそうだったので、弦を引掛けるやり方はそのままで作り直しました。

 

続きを読む »

ウクレレネックを逆反りから真っ直ぐに2016.03.26

ウクレレネック逆反り修整

 

テナーウクレレのネック逆反り修理です。専用の自作ネックヒーターで指板を熱してから約1週間固定していましたが、ネックがほぼ真っ直ぐな状態になってくれました。このままの状態で安定してくれれば成功です。もし時間が経って再度逆反りしてくるようだと、後はフレット交換か更にひどいとネック自体交換になってしまうかもしれません。

 

続きを読む »

ウクレレの艶消し塗装2016.03.25

ウクレレ艶消し塗装

 

ウクレレの艶消し塗装は通常ほとんど行いませんが、たまに修理等で必要になった場合のみ行うことがあります。今回のブリッジ交換修理のウクレレが艶消し塗装でしたので、横裏と同じように表板のみ艶消し塗装を吹きました。ちなみに艶有り塗装はグロスフィニッシュ、艶消し塗装はマットフィニッシュとかサテンフィニッシュ(半光沢)と呼ばれます。

 

続きを読む »

ソプラノウクレレのブリッジ接着2016.03.24

ソプラノウクレレのブリッジ再接着

 

ブリッジ交換のソプラノウクレレ2台の接着がようやくできました。1台はブリッジの接着位置が間違っていたのでブリッジを作り直して再接着、もう1台はマホガニーのブリッジの弦を通す溝が広がってしまっていたので、黒檀でブリッジを作り直しての再接着修理です。ブリッジ接着はテンションがかかる場所でもあるので必ず1晩固定し続けて、完全に硬化するまでクランプは外しません。

 

続きを読む »

象牙のウクレレナット・サドル2016.03.23

象牙の端材

 

F’s ウクレレのナットやサドルの材料は漂白した牛骨材にほぼ統一しています。この材料が楽器には一般的ですし材料として業者から安価で購入もできるので、何も指定がなければ牛骨で統一しています。今回ビンテージボーンという無漂白でオイル漬けされた黄色い牛骨材を取り寄せたのを機に、そういえば象牙の端材を持っていたことを思い出して引っ張り出してみました。

 

続きを読む »

Top