ウクレレ用材の製材2016.03.06
昨日から始めたウクレレ用材の製材ですが昨日中には終わらずきょう午前中まで。午後には来客があるのでそれまでに終わらせます。本来設備の貧弱な弱小工房でここまでやらなくてもいいのかもしれませんが、修行時代何日も地下に籠って製材作業をしていたのでこういうのは慣れっこ。うちにある機械とは比べ物にならないくらい大型機械でしたが。
昨日から始めたウクレレ用材の製材ですが昨日中には終わらずきょう午前中まで。午後には来客があるのでそれまでに終わらせます。本来設備の貧弱な弱小工房でここまでやらなくてもいいのかもしれませんが、修行時代何日も地下に籠って製材作業をしていたのでこういうのは慣れっこ。うちにある機械とは比べ物にならないくらい大型機械でしたが。
コンサートとテナーの中間スケールのウクレレをいくつがご注文いただいているので作り出します。1台はコンサートボディのロングネック、もう1台はテナーボディのショートネックになります。どちらもコンサート・テナーの中間スケールです。最近このコンサート・テナー中間スケールのご注文が増えてきました。それほど意図して作ったわけではないのですが、コンサートでは短すぎテナーでは長すぎると感じる人が意外に多いのかもしれません。
ここ何日かで立て続けに修理楽器が届いたので、最近は修理三昧。今日はナットとサドルの交換修理です。元々付いていたものをご自分で調整されたらしく、少し低めでビレが出ているということなので作り変えます。このウクレレのナットとサドルは黒檀製。私のウクレレも以前は一時期黒檀にしていたこともありますが、最近ではもっぱら牛骨製。今回は黒檀のご指定なので黒檀でつくります。
手元からの落下の為、裏板2か所に割れが入り一部が開いてしまったコアロハの裏割れ修理です。コアロハには音響の為かライニングが接着されていないので、ちょっとした衝撃で案外簡単に開いてしまったり割れてしまったりといったトラブルが起こります。特に裏板と横板が一部剥がれてしまうトラブルは当然ライニングという糊代が貼っていない以上、起こりやすいのはしょうがないところです。
フレット交換で来たオベーションのテナーウクレレ。フレットの背が低くて押さえにくいということなのでギター用の背の高いフレットを取り寄せて打ち直しました。当然フレットの背が高くなったのでそれに合わせて上ナットも作り直しです。そのままでは開放弦でビレてしまうからです。弦高は若干高めだったのでブリッジサドルも作り直しかとも思ったのですが、サドルを外すと何枚かスペーサーが入っていたので1枚取り除くことで丁度いい感じの弦高になりました。