カマカ・ナットサドル交換2022.06.12
カマカテナーのナット・サドル交換修理。ハワイの楽器は人工象牙のものが良く付いているので、それを牛骨製に交換します。弦高は概ね同じくらいにセッティング。音に関しては大抵牛骨にして良くなったと言ってもらえますが、人工象牙にも良さはあると思うのでまあ人それぞれ。今回も牛骨に変えてサスティーンが伸びたようで喜んで頂けたようです。ナットが少し飛び出ていて指に引っ掛かるようだったので、牛骨ではキチンと合わせました。
カマカテナーのナット・サドル交換修理。ハワイの楽器は人工象牙のものが良く付いているので、それを牛骨製に交換します。弦高は概ね同じくらいにセッティング。音に関しては大抵牛骨にして良くなったと言ってもらえますが、人工象牙にも良さはあると思うのでまあ人それぞれ。今回も牛骨に変えてサスティーンが伸びたようで喜んで頂けたようです。ナットが少し飛び出ていて指に引っ掛かるようだったので、牛骨ではキチンと合わせました。
カマカソプラノのブリッジ作り替え修理です。ローズウッドブリッジで引っ掛けるタイプから結ぶタイプへの交換修理。引っ掛けるタイプのものはどうしても溝にテンションがかかり拡がってきます。このブリッジはそこまでではありませんが、酷いと1弦のような細い弦は全く引っ掛からないくらい拡がってしまうことも。ローズウッドはエボニーほど硬い木ではないので、マホガニーやコアブリッジほどではありませんが経年変化でいずれ交換が必要になったかもしれませんね。
コアロハのピックアップ取り付け修理。いつものアロハツインを取り付けます。既にエンドピンが付いていたので同じ場所へ12mmのジャック穴を開ける必要があります。あとはサウンドホールから指を突っ込んでピックアップマイクを2箇所貼り付けるだけで簡単に付きます。中が見えないので指の感覚だけでマイクを貼り付けますが、もう何度もやって慣れているので良い感じの場所へ貼り付けることが出来ました。
古いカマカのフレット交換修理です。フレットがかなりペチャンコで弾き難いということなので打ち替えます。通常のウクレレ用フレットですがもう少し背の高いものを。今時点で弦高が低めなのでナット・サドル交換もおそらく必要になります。ただフレットを打ち替える際は指板面を平らに削るので、その分少し弦高が稼げるかも。とりあえずフレットを打った後、必要に応じてナット・サドル交換をします。
接ぎ割れの埋木修理です。乾燥で隙間が出来てしまっているので埋木をする必要があります。かなり濃い色のハワイアンコアなので埋木も濃い色のものを探しますが、完全には分からなくはなりません。ハワイアンコアは様々な色味のものがあるので色合わせと言っても限界があり、目立たなくなる程度になれば御の字で大抵はわかってしまいます。スプルース等白い木だと結構分からなくなるのですが、ハワイアンコアだとやっぱり難しいです。