カマカ・ナットサドル交換2022.09.24
カマカのナットサドル交換修理です。牛骨ナット・サドルへ作り替えます。弦高は低めにと言うことで1,4弦では2mm近くまで下げます。幸いネックの状態は真っ直ぐで問題なかったのでビレも何とか大丈夫そう。弦長補正が1mmと少し短かったので高音部がシャープ気味ですが、弦長補正がされているだけまだ良かったです。ウクレレのピッチを完璧に合わせることは難しいですが、弦の接点をなるべく後方へずらして、ある程度は改善したようです。
カマカのナットサドル交換修理です。牛骨ナット・サドルへ作り替えます。弦高は低めにと言うことで1,4弦では2mm近くまで下げます。幸いネックの状態は真っ直ぐで問題なかったのでビレも何とか大丈夫そう。弦長補正が1mmと少し短かったので高音部がシャープ気味ですが、弦長補正がされているだけまだ良かったです。ウクレレのピッチを完璧に合わせることは難しいですが、弦の接点をなるべく後方へずらして、ある程度は改善したようです。
今までご購入頂いた方々やお問合せ頂いた方々へは既にメール致しましたが、何十人の方々にはメール設定なのか届かなかったようなので、ここで改めて告知致します。当ウクレレ工房 F’s uke は今年いっぱいを目処に埼玉県入間市から茨城県鉾田市へ移転致します。現在小さいながら作業場を建設中です。それでも今の工房と言う名のボロ屋よりかは格段に作業がしやすくなるので、来年以降も引き続きよろしくお願い致します。
F’s uke では珍しい6弦ハワイアンコアテナーが完成しました。1弦と3弦が複弦になっていて、それぞれ違う太さの弦。1弦は細い弦と太い弦、3弦は太い弦と細い弦という組み合わせで、慣れないとやっぱりちょっと弾きづらいみたいですが、何とか慣れてください。右手のストロークがちょっとやりにくいみたいですが、複弦の弦の太さが違うのでサドルを調整して高さを揃える等やりようは少しありますが、まあでも通常はこういうものみたいです。
ハイビスカスロゼッタを施したスプルース・ハカランダコンサート。完成して旅立って行きました。今回のハイビスカスロゼッタにはより色の濃いパウア貝を入れてより豪華に。ボディ厚は薄めの60mmです。少し薄めですが女性には逆にこれくらいが丁度いいのか、いつも60mmでと言われます。ハカランダスプルースは弾きこむほど鳴ってくるので、どうぞ弾き倒してやってください。ここの先生のハカランダはさすが弾き込まれていて恐ろしいほど鳴っていますよ。
共にカマカのナット交換修理です。2台共に3弦の弦高が低くビレてしまっているために作り替える必要があります。ナット弦高はギリギリまで低めを好む方もいて、ご自分でやられたようなのですが慣れていないとやり過ぎてしまう事もまあありがち。3弦はテンションも低くビレやすい弦でもあるので、低めを狙うと言っても限度がありなかなか難しいですが、ビレてしまった以上作り替える必要があります。溝にボンドを入れて応急処置と言う手もありますが、あくまで応急処置、ちゃんと作り替えましょう。