トップ落ち修理2021.02.23
ブリッジ付近が大きく凹んだウクレレトップ落ち修理。さてどこまで治るか?やってみなければ分からないところが悩ましいですが、とにかく時間をかけてクランプで持ち上げて矯正します。弦のテンションで凹むもありますが、トップ板の乾燥具合でも凹むことはあると思うので、矯正できるかどうかはやっぱりやってみなければ分からないです。
ブリッジ付近が大きく凹んだウクレレトップ落ち修理。さてどこまで治るか?やってみなければ分からないところが悩ましいですが、とにかく時間をかけてクランプで持ち上げて矯正します。弦のテンションで凹むもありますが、トップ板の乾燥具合でも凹むことはあると思うので、矯正できるかどうかはやっぱりやってみなければ分からないです。
ウクレレ駒剥がれ修理。ご自分で接着を試みたようですがそれはちょっと厳しいかな?ペグ交換やPU取付くらいならご自分でやってしまう方は多いですが、ブリッジはかなり力のかかる部位なのでがっちりと圧着しなければいずれまた取れます。残ったボンド滓を綺麗に取り除いてから再度クランプで圧着すれば、まあ早々取れることはないでしょう。
今回初めて白蝶貝でfロゴを作ってもらいました。1か月ほどかかると言われていたので間に合わないかとも思いましたが、丁度いいタイミングで届いて良かった。これから木地磨きになるので磨き終わったらfロゴを貼り付けてから塗装に入ります。インレタと違いこのfロゴマークは木地に直接貼り付けてから塗装するので、間に合わなければ最悪ロゴ待ちになるところでした。
牛骨製のナット・サドル交換修理です。ハイG用とローG用で2台あったので2台共に作り替えました。元々はピッチ調整されていないサドルでしたが、牛骨ではちゃんとピッチ調整も行ったので多少はピッチが改善したはず。もちろんウクレレのような弦長の短い楽器でピッチを完璧に合わせるのは至難の業なので、ある程度まで違和感なく改善すればそれで良しとしています。
異様にでかいテナーウクレレの表割れ修理。縦に2本長い割れが入っています。おそらく圧着すれば綺麗に閉じてくれると思うので、いつもの通り圧着後、裏から補強板を貼り付けて治します。サウンドホール横は木目を断裂してしまっているので、なるべく目立たないように、それでも完全に判らなく治すのはちょっと難しいかもしれません。