ヘッドロゴインレイ2021.08.31
前回同様、貝インレイ類が届かず作業が中断していたウクレレが約3台、ボディにネックが付いた状態で止まっています。インレイがようやく届いたので作業再開です。インレイの溝はすでに彫ってあるので後は埋めるだけ、インレイを埋め終わったら指板を貼って、フレット打ってと別ラインで3台仕上げます。すでに塗装を終えたウクレレも一緒に仕上げつつ、これらも進めます。
前回同様、貝インレイ類が届かず作業が中断していたウクレレが約3台、ボディにネックが付いた状態で止まっています。インレイがようやく届いたので作業再開です。インレイの溝はすでに彫ってあるので後は埋めるだけ、インレイを埋め終わったら指板を貼って、フレット打ってと別ラインで3台仕上げます。すでに塗装を終えたウクレレも一緒に仕上げつつ、これらも進めます。
毎回このくらいの頃になると疲れがたまってくる頃ですが、今回も酷暑の中、クタクタになりながらラッカー吹き付け作業が終わりました、こ、腰が痛いです。動き回れればいいのでしょうけど、立ちっぱなしはやっぱり腰に来る、吹き終わった頃にはヘロヘロになっていましたが、何とか1日で吹き終わったので作業自体は予定通りに終了できました。
買ったばかりだそうで不運にも倒してしまい、当たり所が悪かったのかヘッドが付け根で折れてしまっています。ヘッド角が付いたネックは衝撃が直に来るので、運が悪いとこういうこともあり得ます。とりあえず接着剤を入れて圧着すれば簡単には付きそうですが、スロテッドの糸倉の中にもヒビが入っているので、まあヘッド全体の再塗装となりそうです。
一応弦長補正がちゃんとされてあるようですが、ブラックナイロンの Low-G 弦だし且つソプラノでテンションがゆるゆるなので、ちょっとピッチが怪しい。サドル交換修理は以前されたようですが、Low-G弦のサドル接点がちょっと前過ぎでシャープ気味、ご依頼主がご指摘のように、コードを弾くと確かにちょっと気持ち悪い感じで綺麗な和音が鳴ってくれません。
懐かしの茶位ウクレレコンサートのペグ交換修理です。94年製の古いコンサート、私が入る前に作られたウクレレですね。確かにヘッドの感じが何か見覚えがない、Y.chai のロゴマークもないし、ペグもGOTOHではないみたい、今回はペグの持ち込みで交換修理のみなので穴を開け直せば簡単に取り付けることが出来ます。その場でも出来ますが今ちょっと忙しくて預かりにして頂きました。