ウクレレ・上塗りラッカー塗装2018.09.14
ようやくラッカー上塗り塗装が終わったので、しばらく乾燥させます。最近は朝一から吹かないと1日では終わらず、今回は昼から吹いたので2日に渡って吹きっぱなしでした。スプレーガンも調子はいいものの、もうずいぶん酷使したので時々おかしくなったりしますが、治しながら何とか最後まで吹き終わりました。ウレタン塗装と違いラッカーは回数を吹かないといけないので本数が多いと1日では吹き終わりません。
ようやくラッカー上塗り塗装が終わったので、しばらく乾燥させます。最近は朝一から吹かないと1日では終わらず、今回は昼から吹いたので2日に渡って吹きっぱなしでした。スプレーガンも調子はいいものの、もうずいぶん酷使したので時々おかしくなったりしますが、治しながら何とか最後まで吹き終わりました。ウレタン塗装と違いラッカーは回数を吹かないといけないので本数が多いと1日では吹き終わりません。
上塗り塗装前のサンディング作業を2日に渡って行っています。部屋中、体中粉まみれになりますがもう慣れっこです。数が多いとどうしても手を抜きがちになりますが、でもトップコートの仕上りに直結するのでそうもいきません。問題箇所は今のうちに治しておかないと、後回しにするほど修復が困難に。特にラッカー塗装は瞬間接着剤と相性が悪いのでなるべく使いたくありません。サンディングの段階で問題箇所はキチンと治して、ラッカーを吹いた後はそのまま水研で仕上げというのが理想です。
ターコイズはいわゆるトルコ石というやつです。普段ほとんどというか全く使いませんが今回は頼まれて取り寄せてみました。サウンドホールとポジションマーク、fロゴも全てターコイズで揃えました。2㎜のサイドポジションマークもターコイズ仕様で、また珍しくハワイアンコア指板なので良く映えます。結構ポロポロと欠けてくる感じなので気を付けながら埋め込み、ターコイズパフリングなんてのもやってみたら綺麗そうですが、今回はありません。
リクエストがあったので久々に古楽器風?なウクレレブリッジを作ってみました。少々手間ではありますがこういうのもたまにはいいでしょう。クラシック出身ですし卸している問屋さんもクラシックギター専門店だったりするので、こういうのが好まれます。ハカランダのコンサートに付く予定なのでブリッジもハカランダで作りました。接着面積を稼ぐために通常のコンサートのブリッジよりも少し長めに。テナーのブリッジの両端を尖らせた感じです。
綺麗に剥がれたウクレレブリッジの再接着修理です。少しトップ落ちはしているものの中にブレーシングも貼ってないので貼り直すこと自体は特に難しくはありませんが、でもとにかくウクレレは良くブリッジが取れます。ウクレレは小さいことに意味がある楽器ですが、小さいボディでそれなりに鳴らすためには板も薄くしなくてはいけませんし、薄いという事は強度もあまりないという事でトップ落ちは起こすし、色々大変な楽器だなぁとつくづく思います。