ハワイアンコア・ウクレレバインディング2018.07.17
ハワイアンコアのウクレレ用バインディング材が到着しました。バインディングにコアを巻くことはあまりありませんが、でも巻くからには綺麗なカーリー材でという事でギター用で売られていたものを半分に切ってもらったら丁度ウクレレ用の長さになりました。ただテナーはちょっと無理でコンサートとソプラノ用。前回買ったときはもう少し長かったので、そちらをテナー・バリトン用にすれば丁度いいかな?それなりに高い楽器でここぞという時に使う予定です。
ハワイアンコアのウクレレ用バインディング材が到着しました。バインディングにコアを巻くことはあまりありませんが、でも巻くからには綺麗なカーリー材でという事でギター用で売られていたものを半分に切ってもらったら丁度ウクレレ用の長さになりました。ただテナーはちょっと無理でコンサートとソプラノ用。前回買ったときはもう少し長かったので、そちらをテナー・バリトン用にすれば丁度いいかな?それなりに高い楽器でここぞという時に使う予定です。
やっぱりバフ掛けの日が一番疲れる、日がな一日中立ちっぱなしでバフを掛けていたのでクタクタになってしまいました。でも今回のバフ掛けはとても調子が良く、その点が救いです。部分的にバフで剥けるなんてことも一切なくとても綺麗に仕上がってくれましたね。ラッカー塗装は薄いので、というかラッカーに限らずですがバフを強く引っ掛けるとその部分が剥けてしまったり、誤魔化しきれない場合は最悪再塗装になることもあります。
綺麗に磨くとまるでシルク?のような手触りのエボニーブリッジ、主に指板やブリッジで使用され、基本的には塗装をしません。その方が高級感が出るので接着後にチークオイルや亜麻仁油で磨くだけ。接着のやり方は先付けと変わりませんが後付けの場合、表板を綺麗に磨いた後に接着するのでなるべく塗膜に傷を入れないように気を付けて。擦り傷程度の軽い傷ならバフで簡単に消えますが、深いと最悪塗膜やり直しになってしまうので慎重にです。
ウクレレの上塗り塗装が終わるとようやく一段落して少し休みがとれます。梅雨時期は湿度が高いのでかぶり防止の対策が必須、空気中の湿気で塗膜が白く濁る現象を「かぶる」といい、専用のリターダーシンナーを添加することで白くなるのを防止します。台風が来ていて湿度が高めなのでリターダーはいつもより多めに。今回も本数が多く2日に渡って吹きっ放しでしたが、スプレーガンの調子がすこぶる良くいい感じで吹き終わりました。
修業時代に散々磨いてきたのでもう慣れっこですが、主な表材の中では一番手間暇がかかり労力が要るのがこのスプルース。他の表材より余計に時間を使って磨いている感じです。まず引っ掛かりが悪いというか、他の表材、例えば杉材のようなサクサク削れる感じがあまりしません(これは実際にやってみないとわからないかも)。またいくら気を付けていても柔らかい材なので細かい傷が入りやすく、それを取るのも一苦労だったり。とにかくコアをサクサク磨くなんて感じではありません。