マーチン5K・コンサート・レプリカ2018.03.07
初めはマーチン5Kソプラノのレプリカという事だったのですが、途中からコンサートに変更されようやく完成しました。オールハワイアンコアで表裏とも1枚板、ブックマッチ材ではありません。のでギター材として持っていたコア材をつぶしました。ブックマッチ材だともっと色々選べたのですが、1枚板だとあまり選択肢がなく、とはいえそれでも結構ギラギラのカーリー材で作れました。
初めはマーチン5Kソプラノのレプリカという事だったのですが、途中からコンサートに変更されようやく完成しました。オールハワイアンコアで表裏とも1枚板、ブックマッチ材ではありません。のでギター材として持っていたコア材をつぶしました。ブックマッチ材だともっと色々選べたのですが、1枚板だとあまり選択肢がなく、とはいえそれでも結構ギラギラのカーリー材で作れました。
今回はとにかく Tree of life の指板インレイに手こずってしまい、すっかり遅くなってしまいましたが、オールコア・テナーウクレレでノンカッタウェイ仕様、ハカランダピックガード付きが完成してすでに納品済みです。テナーウクレレはカッタウェイで作ることが多いですが、今回はカッタウェイ無しで。希少材ハカランダはピックガードと天神で使用しました。ピックアップは Fishman AG-ukulele を。半田付けが必要なタイプのパッシブピックアップです。
盆栽文化というか日本人は何故か小さく精巧なものが好きだったりしますが、ミニチュアウクレレの事を書くと如実にアクセス数が跳ね上がるので、それも納得です。で今回もミニチュアウクレレが2本完成しました。表板違いでオールコアの他、今回は初めてスプルーストップのミニチュアウクレレが加わりました。音ももちろん違うのでしょうけど、これだけ小さいとスプルースとコアトップの違いはあまり分からないかな?
表がカーリー・ハワイアンコア、横裏がハカランダというちょっと特殊な組み合わせは元より、何よりも目を引くのがその豪華なインレイ装飾。ここまでインレイに凝ったことは今までなかったかもしれません。ロゼッタ・ボディパフリングのパウア貝から始まり、ヘッド外周と指板外周にも同様にパウア貝を。そして指板にはウクレレ用に縮小加工してもらった「Tree of life」インレイもこれまたパウア貝と、今回はパウア貝祭りと相成りました。
今回は本数が多く仕様も様々だったので、遅々として進まぬ感じでしたがようやく完成間近まで来ました。特に問題なくバフ掛けまで来ましたので、この後組み込んでいきます。冬場は乾燥が遅く、中々仕上げに入れなかったですが問題無ければ近日中には完成予定です。注文しているハードケースが一部届かないので週明けに問い合わせてみます。もう少しお待ちを。