ウクレレボディ完成2018.04.16
ウクレレボディがようやく完成して磨きあがりましたので、この後ネック・指板接着と続きます。今回も少し予定より遅れ気味ですがお待ちください。ネックや指板・ブリッジ等はインレイ類含めてすでに仕上がっているので後は付けるだけ。最近は本数が多くて冶具類が不足しがちだったので作りたかったのですが、結局やっている暇がなく今回も何とか騙し騙し臨機応変に使い回します。
ウクレレボディがようやく完成して磨きあがりましたので、この後ネック・指板接着と続きます。今回も少し予定より遅れ気味ですがお待ちください。ネックや指板・ブリッジ等はインレイ類含めてすでに仕上がっているので後は付けるだけ。最近は本数が多くて冶具類が不足しがちだったので作りたかったのですが、結局やっている暇がなく今回も何とか騙し騙し臨機応変に使い回します。
ヘッド裏への銘入れ彫刻。文明の利器というほど大袈裟ではありませんが、レーザー彫刻機で銘を入れるなどひと昔前には考えられませんでした。刻印やインレタがせいぜいで、修業時代にはよく町田の世界堂にインレタを買いに行ったっけと思い出しつつ、当時は色々なフォントのインレタが売っていましたが今でも売っているんだろうか?ヘッド裏に名前を入れて欲しいというリクエストは良くありますが、昔はインレタ、現在はレーザー彫刻です。
最近は本数が多すぎてインレイまで手が回らず、ほぼ全てを外注に出しています。業者はベトナムなので時間がかかりますが、そろそろ来てくれなくてはちょっと困るなぁと思っていたところ、ようやく届きました。今から指板に埋め込みます。この業者はカスタム・オーダーができるので重宝しています。既成のデザインも豊富に揃っているし、データを送ればその通りに作ってもらえるので言う事無しです。
ウクレレではサウンドホール周りのロゼッタ装飾をあえて入れないことも市民権を得ていますが、F’s uke では入れなかったためしがないロゼッタ装飾です。今回もご要望通りに各種ロゼッタ装飾が色々バラエティに富んでいます。シンプルな赤白線のみやクラシックギター風ロゼッタ、定番のアバロン貝や白蝶貝の八角形なんてのも。この後サウンドホールを抜いてから膠でバスバー等接着します。
ラッカー塗装特有の塗膜のひび割れが全面に入った Hana ukulele のオーバーホール修理になります。今回は完全に一旦塗膜を剥離剤で剥がしてから再塗装です。違う方の修理で同ブランドのテナーが来たことありますが、その個体も全面に塗膜のクラックが入っていました。ラッカー塗装は塗膜が薄く、木部の収縮に耐えられずクラックが入ることが良くありますが、木部そのものが割れているわけではありません。