スプルースを磨く2018.07.02
修業時代に散々磨いてきたのでもう慣れっこですが、主な表材の中では一番手間暇がかかり労力が要るのがこのスプルース。他の表材より余計に時間を使って磨いている感じです。まず引っ掛かりが悪いというか、他の表材、例えば杉材のようなサクサク削れる感じがあまりしません(これは実際にやってみないとわからないかも)。またいくら気を付けていても柔らかい材なので細かい傷が入りやすく、それを取るのも一苦労だったり。とにかくコアをサクサク磨くなんて感じではありません。
修業時代に散々磨いてきたのでもう慣れっこですが、主な表材の中では一番手間暇がかかり労力が要るのがこのスプルース。他の表材より余計に時間を使って磨いている感じです。まず引っ掛かりが悪いというか、他の表材、例えば杉材のようなサクサク削れる感じがあまりしません(これは実際にやってみないとわからないかも)。またいくら気を付けていても柔らかい材なので細かい傷が入りやすく、それを取るのも一苦労だったり。とにかくコアをサクサク磨くなんて感じではありません。
何とも色鮮やかなターコイズインレイです。いわゆるトルコ石というやつで個人的にはほとんど使うことがありませんが、今回は頼まれたので業者に作ってもらいました。ターコイズのロゼッタとロゴマーク、それに別業者から届く予定の指板用のターコイズドットもあり、装飾類は全てターコイズ仕様です。ターコイズのブランクも少し在庫があったので自分で削り出しても良かったのですが、最近はインレイ類まで手が回らないので一部を除いてほとんど外注に出しています。
ボディがようやく完成したのでネック仕込み・指板接着と続きます。ここまで来るとおおよその完成日時が決まってくるので一安心ではありますが、なにぶん毎回とにかく本数が多くて仕事もずれ込みがち。1日で終わる作業が終わらず次の日にずれ込むことが多々あり、また最近は納期を言われてしまうことがあるので、そうなるとてんやわんや状態であります。で今回はちょっと納期を守れないかなぁ(汗)…と今から言い訳しつつ、とにかく作業を進めます。
1弦を引っ掛ける溝が経年変化で拡がってしまうといういつもの症状、マホガニーやコアブリッジはもちろんの事、今回のローズウッド製ブリッジでも長年の使用には耐えられなかった模様です。なのでエボニー製ブリッジへの作り替え、クラシックギター風で最近のカマカでよく見かける形状にしました。弦長補正されていなかったのが惜しかったですが、最近のカマカでは大抵行われている弦長補正、古いものだとされていないものも多く見かけます。
梅雨なので中々作業が捗りませんが、ようやく表裏横全てのパーツが出来上がったので、それぞれタイコにしていきます。今回もソプラノ、コンサート、テナーと満遍なく色々あります。接着のやり方はいくつかありますが、自分のやり方は修行時代から一貫してジャッキを使っての表裏同時接着。今回はピックアップを先に埋め込むのが1台あるので忘れないように、とは言いつつ忘れてしまうこともままあったりして・・・。