カモメのジョナサン?2016.10.07
メイプルの表板にカモメのインレイをということで塗装に入る前に入れてみました。とはいえ0.2mm程度の薄い白蝶貝をカモメの形に切り抜いて貼り付けるやり方で。溝を掘って貝を埋め込む本来のやり方はあえて避けました。メイプルは白い板なので隙間がどうしても目立ってしまうのと、表板に溝を掘るダメージを考慮してです。白蝶貝を貼り付けるだけなので、消したい場合は削れば消えますし後で違うデザインに変えることもできますね。
メイプルの表板にカモメのインレイをということで塗装に入る前に入れてみました。とはいえ0.2mm程度の薄い白蝶貝をカモメの形に切り抜いて貼り付けるやり方で。溝を掘って貝を埋め込む本来のやり方はあえて避けました。メイプルは白い板なので隙間がどうしても目立ってしまうのと、表板に溝を掘るダメージを考慮してです。白蝶貝を貼り付けるだけなので、消したい場合は削れば消えますし後で違うデザインに変えることもできますね。
横板のみキルテッドメイプルをというご依頼で取り寄せたキルトメイプル。今までメイプルはカーリーメイプルだけでしたのでキルトメイプルでも試作品を併せて作ってみました。ご注文は横板のみキルトメイプルで表裏はカーリーメイプル。試作品は横裏キルトメイプルで表スプルースになります。試作品のほうは近日中に某楽器店の店頭に並ぶ予定。それにしてもキルテッドメイプルのど派手な杢は何とも気持ち悪いです。
今回は2台のテナーウクレレにパウア貝パフリングを巻きます。1台はカッタウェイテナー、もう1台はノンカッタウェイです。パウア貝はアバロン貝より緑がかっていてよりカラフルで綺麗。ロゼッタにもパウア貝を入れたのでボディ外周にも同じパウア貝を。カッタウェイのテナーではさらに指板外周、ヘッド外周にも同じパウア貝パフリングが巻かれています。ボディ外周のパフリングは1つ1つカーブを合わせながら貼っていくので、とても手間取りますがその分見た目がきれいで豪華になります。
ハカランダのウクレレは基本的にボディ内部を塗装します。今回ハカランダテナーの他にも何本かハカランダウクレレがあったのでまとめて塗装しました。ホビー用のエアブラシは小さく小回りが利くのでウクレレ内部を塗装するのに重宝しています。ウクレレボディ内部の塗装は乾燥保護が目的なので外見のように下・中・上塗りでの綺麗な塗装まではしませんが、それでも内部を塗装すると高級感が出ますね。
ウクレレと言えばハイビスカスとの単純な考えから今まではハイビスカス柄のロゼッタを入れていましたが、いつもハイビスカスばかりではつまらないので、今回はバラ等いつもと違った花柄デザインを考えてみました。一応指板に入れたインレイとデザインは合わせています。以前は外注に出して作ってもらっていた木製ロゼッタですが、レーザー彫刻機を手に入れてからは自分で作れるようになったので、いろいろデザインを考えてみました。