イニシャルインレイ・ホヌインレイ2016.11.09
久々のインレイワークです。イニシャルのインレイは指板の最終エンドへ、ホヌのインレイは10フレットへ違うウクレレにそれぞれ入ります。グラインダー等で粗削りをしてから細かい棒ヤスリでもう少し形を整えた後に指板へ埋め込みます。ホヌのインレイは久々だったので、ちょっと勘が鈍ったか少し時間がかかってしまいました。小さなインレイなので気を付けないと欠けてしまったりすることもありますが、今回は一応大丈夫でした。
久々のインレイワークです。イニシャルのインレイは指板の最終エンドへ、ホヌのインレイは10フレットへ違うウクレレにそれぞれ入ります。グラインダー等で粗削りをしてから細かい棒ヤスリでもう少し形を整えた後に指板へ埋め込みます。ホヌのインレイは久々だったので、ちょっと勘が鈍ったか少し時間がかかってしまいました。小さなインレイなので気を付けないと欠けてしまったりすることもありますが、今回は一応大丈夫でした。
ハカランダはローズウッドに比べると音がいい反面、堅く粘りのない木なので割れやすいのがネックなのですが、少しでもそれを防止するために割れ止めを貼ります。クリップで挟んで接着するのが一般的ですが、もう少しガッチリ押さえたいので私の場合はクランプで固定します。ハカランダは割れる時は何をやっても割れてしまうので悩ましいところですが、予防措置はしないに越したことはありません。
サウンドホールのロゼッタやボディ外周に巻くパフリングは日本の業者でも買うことができますが、あまり豊富なデザインがなく(知らないだけかも?)今まではアメリカからよく購入していましたが、今回は試しに中国から。中国の楽器製造業者が色々豊富なデザインのパフリングを販売していたので何種類か試しに買ってみました。お隣の国とはいえ、手続きが煩雑なのか約3週間近くかかってようやく到着しました。
ハワイアンコアの板材が少量ですが届きました。最上級とはいきませんが一応前面にカーリー杢が入った材でまあ合格点。この2,3年ちょっとづつ買い足してきたハワイアンコアの板材。狭い家でもありさすがにもう置くところがない。これらの材はしばらく外で野ざらしですが、何とか考えないと、一応屋根のあるところなので濡れる心配はありませんが、でもこのままではうまくないので何とかしなくては。
すでに出荷済みではありますがスプルーストップでキルトメイプル・サイドバックのコンサートが出来上がりました。そもそもキルトメイプルでウクレレを製作したのはオールメイプル・コンサートのご注文がきっかけ。横板のみキルトメイプルをということで、せっかくならとキルトサイドバックのコンサートを試作してみました。こちらはオールメイプルではないのでトップはスプルースでネックは普通にマホガニー、天神はキルトメイプルにしてみました。