ウクレレのギターフレットへの交換修理2016.04.19
オベーションウクレレのギターフレットへの交換修理です。以前オベーションテナーウクレレのフレットのギターフレットへ交換修理をご依頼いただいた方からの再度のご依頼になります。オベーションのウクレレは普通にウクレレ用の細いフレットが打たれてありますが、ギター用の背の高いフレットに変えることで弾き心地が違ってくるようです。フレット溝はどれも一緒なのでフレット打ち変え自体はそれほど大変ではありません。
オベーションウクレレのギターフレットへの交換修理です。以前オベーションテナーウクレレのフレットのギターフレットへ交換修理をご依頼いただいた方からの再度のご依頼になります。オベーションのウクレレは普通にウクレレ用の細いフレットが打たれてありますが、ギター用の背の高いフレットに変えることで弾き心地が違ってくるようです。フレット溝はどれも一緒なのでフレット打ち変え自体はそれほど大変ではありません。
いい感じの派手な虎杢が印象的なカマカソプラノウクレレのナット・サドル交換修理と表板再塗装です。ナットとサドルはプラスチックだか樹脂だかの既成品。せっかくのいい楽器がこれでは可哀そうなので牛骨で作り変えます。普段は漂白の白い牛骨ですが、先日投稿した非漂白のものをご指定いただいたので今回はビンテージボーンで作りました。表板は接ぎ部分が少し接ぎ割れしてきているので、それも直して表板のみ再塗装になります。
先日作ったベビーウクレレの3弦がビレるということなので、フレット面の擦りあわせとブリッジサドルの作り変え修理を行いました。ウクレレの弦の中で2,3弦は最もビレることが多く、またベビーウクレレは弦長が短くただでさえビレやすいので難しいものがありますが。まだ強く弾くと3弦はわずかにビレっぽいですが、でもかなりマシにはなりました。今日発送します。
ウクレレの上塗り塗装が無事に終了しましたので今日は久しぶりのお休みです。ラッカー塗装は乾燥が遅く研磨に耐え得る塗膜の堅さになるのに1週間程度かかるので、その間に少しのお休みと次回製作予定の準備を行います。また修理楽器が何本か届く予定になっているので、それも合わせて行います。
ウクレレブリッジの接着方法は試行錯誤の上、結局は普通にクランプで固定する方法に落ち着きました。このやり方は多くの製作家が行っている方法だと思います。私は木地の状態ではなく中塗り塗装後のサンディングが終わった後にクランプで接着しています。そのため接着位置が分かるよう、マスキングテープで位置決めしておく必要があります。