ホヌのインレイ2016.01.06
「ホヌ」のインレイのご依頼はよくいただきますが、初めて 「ホヌを・・・」 と言われた時は 「ホヌって・・・?」 でした。「ホヌ」とはハワイ語で海亀のこと。知ったのはご依頼をいただいた後でした。ウクレレはハワイの楽器なので、ホヌやハイビスカス・イルカ等、ハワイにゆかりのあるインレイをよく入れます。中でもホヌはやはり一番ご依頼が多いインレイです。
「ホヌ」のインレイのご依頼はよくいただきますが、初めて 「ホヌを・・・」 と言われた時は 「ホヌって・・・?」 でした。「ホヌ」とはハワイ語で海亀のこと。知ったのはご依頼をいただいた後でした。ウクレレはハワイの楽器なので、ホヌやハイビスカス・イルカ等、ハワイにゆかりのあるインレイをよく入れます。中でもホヌはやはり一番ご依頼が多いインレイです。
ハワイアンコアのウクレレのブリッジは通常同じコア材で作りますが、たまに黒檀で作ることもあります。その場合絶対ではありませんが基本的には後付け。黒檀は塗装をしない方が高級感が出ますし、チークオイルで磨いただけの方が質感もいい感じ。バフがけ作業を終えて完全に磨きあがった表板に傷をつけないように慎重に黒檀ブリッジを貼り付けます。
クラシックギターには通常入れることがないサイドポジションマークですが、ウクレレには基本的に指板面のポジションマークと一緒に必ず入れます。5,7,10,12フレットに入れるのが基本ですが、場合によっては3フレットや15フレットにも入れることがあります。中にはサイドポジションマークだけでいいという方もいて、そういった場合には指板面には入れません。
ベルシェイプのウクレレ製作依頼をいただいているので作ります。ソプラノボディのベルシェイプでソプラノ・コンサートの中間スケール。ウクレレ工房 F’s uke ではベルシェイプのウクレレは今回が初めて。ご依頼がなければ作らないシェイプですが、修行時代には散々に作ったウクレレです。
ハワイアンコアは急速に入手困難になってきた希少材。価格も高騰してきていて、しかもこの円安ですのでどうしてもコストがかかります。2000年からハワイアンコアの植林活動が行われていますが、それが市場に出回るのはまだまだ先の話。いづれ入手不可能になる事態も考えておかなくてはいけません。