ハカランダのブリッジ材2016.02.16
現在では入手困難なハカランダですがギターのブリッジ材だけはある程度ストックがあります。クラシックギター用のハカランダブリッジ材で修行時代に仲間たちとまとめて購入したものです。当時はウクレレ工房になるとは考えていなかったので普通にクラシックギター用で購入しましたが、ウクレレのブリッジだと1台分から2台、3台と取れるのでかなりの台数分あることになります。ブリッジ材だけあってもしょうがないのですが。
現在では入手困難なハカランダですがギターのブリッジ材だけはある程度ストックがあります。クラシックギター用のハカランダブリッジ材で修行時代に仲間たちとまとめて購入したものです。当時はウクレレ工房になるとは考えていなかったので普通にクラシックギター用で購入しましたが、ウクレレのブリッジだと1台分から2台、3台と取れるのでかなりの台数分あることになります。ブリッジ材だけあってもしょうがないのですが。
たまに購入しているハワイアンコア供給業者からメールが来て「ハワイアンコアの板を買わないか?」と。「どんな板?」と聞いてみたらこれが何と2.5mものロングボードでした。写真も送ってくれて良さそうだったので購入してみました。もちろん2.5mだとそのままでは送れないので、半分に切ってもらって。幅が30cm、厚みが5cmなのでエレキギターのボディが作れそうなくらいの大きさです。
次回オールハカランダのコンサートウクレレを製作するにあたって材の選定を行っているところですが、これぞハカランダというようないい感じのヘッド天神材が出てきたので1枚パシャリ。幅が狭いのでブックマッチで使うしかありませんが、まだこんなのが残ってたかとちょっと驚き。この材を使用するかは分かりませんが、現在ではもう選別できるほどストックもあまりありません。私自身は特別ハカランダにこだわりませんので新たにどこからか入手しようとは思いませんし、おそらく無理でもあります。
中塗り塗装後のサンディング作業で一旦は塗装面の艶が無くなりますが、グロス仕上げの吹付け塗装を行うと中塗り以上の艶が蘇ります。光沢の艶はより一層増し、その後の水研ぎ・バフ作業でピカピカに仕上がります。艶消し塗装(サテンフィニッシュ)もたまに行いますが、艶消しは吹きっぱなしでそのまま仕上がりですがグロス仕上げは一定期間乾かした後、水研ぎ・バフ工程で磨き上げる必要があります。
刷毛塗りの中塗り塗装が終わった次の日にはサンディング作業を行いますが、冬の寒い日等は乾きが遅いので1日開けたりすることもあります。乾きが不十分でサンディング作業を行うと、上塗り塗装の段階で導管が凹んでしまい仕上がりが綺麗にいかないので、十分に乾いてからサンディング作業を行う必要があります。