マーチンソプラノ・ブリッジ交換修理2020.07.17
マホガニーの古いマーチンソプラノ、ブリッジ4弦溝が拡がってしまい弦が引っ掛からないということでブリッジ交換修理になります。マホガニー材で弦を引っ掛けるブリッジを作れば、まあこうなるだろうなぁという典型的な症状です。ローG弦を張ったこともあるようで、細いハイG弦はもはや引っ掛け不可能。この部分だけ補強しても強度に不安が残るので、エボニーブリッジに作り替えました。
マホガニーの古いマーチンソプラノ、ブリッジ4弦溝が拡がってしまい弦が引っ掛からないということでブリッジ交換修理になります。マホガニー材で弦を引っ掛けるブリッジを作れば、まあこうなるだろうなぁという典型的な症状です。ローG弦を張ったこともあるようで、細いハイG弦はもはや引っ掛け不可能。この部分だけ補強しても強度に不安が残るので、エボニーブリッジに作り替えました。
今回はご近所の方がお二人で。ウクレレのピックアップの調子が悪く音が出ないというので、同じパッシブのものを新たに取付け修理ともう1台はサドル調整になります。ピックアップはすでに開くべきところに穴が開いてあるので木部加工は必要なく、ただ取り付けるだけ。元々付いていたのが Fishman なので配線の半田付けを外す必要がありますが、でも大した手間ではありません。
ごく初期に製作したオールハワイアンコアテナーにアロハツインを取り付けます。2011年製の40台目なので丁度震災があった頃、懐かしいです。ネックの状態もいいしトップ落ちも特に起こっていない、コンディションも良さそうで何よりでした。違うピックアップがすでに取り付けてあったので、それを外してからアロハツインを取り付けました。
スプルース・ローズウッドのバリトンウクレレ。バリトンウクレレはそう滅多に作りませんが、でも何だかんだと今まで10台以上は作ったかな?さらに今回はバリトンウクレレにテナースケールという珍しい仕様、これはさすがに初めて作ります。クラシックギタータイプのものがご希望のようで、ロゼッタもそれっぽいのを入れてみました。
サウンドホール際にボリュームコントロールが付き、ボタン電池が内蔵されるおなじみのピックアップです。今回はコアロハのコンサートに取り付けました。FIVE-O はアクティブピックアップということもあり中の配線が混雑するので、何とかうまく束ね裏板と横板の2か所で固定し、配線のビレも特に問題なし、音量バランスもいつも苦労するタイプのPUですが、今回はうまいこと一発で決まりました。